国・テーマ SDGs

地域開発

オイスカは活動開始当初の1960年代、インドからの要請に応じ、食糧危機に苦しむ人たちのため、日本から技術者を派遣して農業技術の普及に努め、食糧増産に貢献しました。その経験を活かし、アジア太平洋各地にモデル農場や研修センターを設置し、農業技術を指導する活動を続けてきました。

今も変わらず、国づくりの基礎は農業にあると考え、農村部の人々が衣食住を満たしながら自然とも調和した暮らしを実現できるよう、地域住民とともに対策を考え、持続可能な開発を展開しています。

地域の資源を活かした有機循環型農業の普及のほか、養蚕の普及などの地域全体の産業育成につながる活動も展開。また、村のため池や道路などのインフラ整備活動、小規模融資といった広く住民の生活に裨益する活動も行っています。

環境保全の取り組みとして長年行ってきた植林活動の成果が出ている地域では、山菜栽培や養蜂といった森林を活用した生計向上のための活動も広がっています。