2021年8月18日

8/7オイスカ創立60周年シンポジウム 「国際協力支援のカタチを探る」開催しました!

  • 国内スタッフ
  • Bula(こんにちは)!
    中部日本研修センターの宗像です。
    先週末はセンターで英語1DAYキャンプ「フィジーってどんなところ」を開催しました。参加してくれた子どもたちとフィジーの歌を聞き、フィジー料理を食べ、フィジー語であいさつしたのでまだ頭が南国気分です!
    フィジータイムで海風にそよぎた~い!

    さて、先々週末の8月7日、センターのある愛知県豊田市(JAあいち豊田)で、「国際協力支援のカタチを探る」と題し、オイスカ創立60周年シンポジウムが行われました。

    豊田市太田市長来賓含め134名の方が集まり、オイスカ西日本、四国、関西支部会長らパネリストによるディスカッションが繰り広げられたほか、基調講演では、養豚分野で、お父様の代から累計100名以上(!)の研修生・技能実習生を受け入れてきた、トヨタファーム代表である鋤柄さんが、これまでの受け入れやミャンマーでの支援の事例などをお話されました。

    朝日新聞デジタル(海外に養豚技術 トヨタファーム、ミャンマーなどで活動

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    今まで豚舎が火事になったことや、豚コレラの壮絶なる様子は記憶にまだ新しいことです。何回かのピンチを乗り越えられ、その傍らで社長を気遣った歴代研修生たち……そんなことを考えてぐっと来るものがありました。

    また、講演では鋤柄さんから指導を受けた技能実習生を通して、日本から人工授精の技術が初めてミャンマーへ渡ったこと、その先輩たちの姿を見た後輩が来日し、トヨタファームで実習生として励んでいることなどが話され、当日、鋤柄さんと共に壇上に立った、現在の実習生ウィンさんのスピーチからも、技術や思いをつなぐバトンがしっかりと受け継がれているように思いました。

    国際協力について考えるとき、「国際協力とは、海外に行って困っている人を助けること」、だから、「英語勉強しないといけない」というようなイメージがまだあるように思います。
    しかし、オイスカでセンター業務をしていると、この地球上に生を受けているものに優劣はなく、お互いに助け合って(一方的な援助ではなく!)営みをしているんだな……常々と感じます。
    技能実習を受け入れて、国際協力の現場が日本に、職場に、た~くさんできるのは素敵だと思います。

    今日はスーパーで絶対「ひまわりポーク」買って帰ろっと!
    (「ひまわりポーク」は、豊田市の花「ひまわり」の種を飼料に加えて育った新ブランド豚。トヨタファームで生産しています!)

     

     

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