2014年3月4日

2月24日「広陵もりっく」保全委員会

  • 本部スタッフ
  • 無題無題無題本部・啓発普及部の中西です。

    小雨交じりのお天気の中、2月24日(月)神奈川県相模原市立広陵小学校で 約3年ぶりとなる「広陵もりっく」保全委員会が開催されました。 (※整備活動については、昨年の11月のブログをご覧ください。)

     「広陵もりっく」とは、広陵小学校の学校林で、この名前は児童自らが命名したもの。 校庭に隣接する約0.7ha の小さな小さな雑木林の森です。
    しかし、ここは「東と西の植生が重なるとても貴重な場所」で、 全国でも有数の森林を活用した授業を積極的に展開している舞台ともなっています。

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    もりっく担当の渡邊先生による活動紹介

    広陵小学校では、複数学年が一緒になって活動をしていること。日常的に国語、理科、図工、生活、総合学習、学校行事で積極的に森を活用していることが理解できました。

     8当日の保全委員会に集まったメンバーは、ざっと書いても以下の通り。 若葉台自治会、グループめじろ、おやじの会、元民生児童委員、広陵小学校PTA、広陵サポーターズ、広陵子どもクラブ、神奈川県県央地域県政総合センター、相模原市環境経済局、森林総合研究所多摩森林科学園、広陵小学校、公益財団法人オイスカ 13団体総勢22名が集まり、さまざまな意見交換がなされました。

    中でも特に、印象に残ったのは「自分が子供の頃に遊んでいた同じ森で、今でも当時と変わらず、自分の子供たちが遊んでいるのを目の当たりにできることが何より嬉しい」といったPTAの方々の言葉です。
    こういった言葉に代表されるように、「子どもの視点」や「子ども達の可能性」を引き出すために「大人ができること」は何かといった点で意見交換がなされているところに、「広陵もりっく」が本当に多くの皆さまに、愛されていると実感できました。
      

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