こんにちは、四国支部の池田です。
今年も7月から8月にかけて各地で「森のつみ木」広場を開催いたしましたが、 お陰様で好評で、四国研修センターの永山先生や研修生に担当してもらい、 夏休み期間中だけで7回実施しました。 その一つ、8月20日(木)に高知市内で開催した「森のつみ木」広場についてレポートします。
オイスカ高知県推進協議会では毎年8月、四国森林管理局と共催で 子どもたちの夏休みの研究・学習の支援と身近な自然環境への関心や理解を 深めることを目的として、小学生を対象に親子木工教室と「森のつみ木広場」を開催しています。
☞四国森林管理局 H27夏休み親子ふれあい木工教室の参加募集!!
今回は、私と研修生のコペル(パプアニューギニア)・グレンダ(マレーシア)で担当し、 高知県推進協議会の方々に手伝っていただきながら実施しました。
先ず始めに親子木工教室があり、四国森林管理局のご厚意により 研修生二名も参加させていただきました。 今回は、木片を使ったカベ掛け(汽車とトラック)の製作で、 子ども達に交じって二人とも真剣に作っていました。 特に、コペル氏は二人の子どもを持つパパ。 子ども達への“おみやげ”にしたいとのことで、 一つ一つのパーツを丁寧に取り扱う姿が心に残りました。
次は机上での細かい作業から一転! 広いスペースでの「森のつみ木広場」です。 木工教室の開始前に、四国森林管理局の方から聴いた 「森林の働き」や「高知県の森林」について振り返りながら、 沢山のつみ木を前にしばしトーク。
森林率が約7割という豊かな森林資源を持つ日本に在って 高知県は8割超と日本一!しっかりと大切に使うことを考えよう!など、 子ども達は私の勢いに圧倒されたせいか(!?)、静かに話しを聴いてくれました(笑)。
続いては、お待ちかねの「つみ木」体験。 「つみ木シャワー」を浴びて、木の優しい香りを体いっぱいに感じた後、 みな思い思いに作品を作り始めました。
つみ木で次々に作品を作っていく活き活きとした子ども達の姿に、保護者の方達の表情も非常に穏やか。中には、子どもよりも真剣につみ木を積み上げるお父さんも現れ、暑い夏のひと時、木の温もりとともに親子の絆も感じてもらえたようです。
また、このようなプログラムに関わることができた研修生からは、「つみ木の時は子ども達と一緒に遊んだり写真を撮ったりとても楽しかったです。」(グレンダ)「みんなと一緒につみ木ができて、とても楽しかった。ありがとうございます。」(コペル)などの声を聞きました。
「森のつみ木広場」そのものは、アッという間に終わってしまいますが、「子供の森」計画と同様、子ども達が自然環境への関心や理解を深める環境教育プログラムの一つとして、興味ある方に実施していただけるよう、質の向上を図りながら、関係者と協力して引き続き開催してまいりますので、ご参加をお待ちしています。
高知の皆さま、来年また会いましょう!この度は、ありがとうございました!!