タイ駐在員の春日です。
こうもりネコのお話。
バンコク事務所のある路地は、ネコ好きがいっぱい。 そうすると、捨て猫まで集まってきます。 なぜなら、ここに捨てれば誰かが救ってくれる、と思うからです。
ある日、事務所のスタッフ、オッブが、ちびネコを拾ってきました。 「野良の子猫が屋根から落っこちてきた~!」と拾ってきた猫はまだ生まれたばかりの手のひらサイズ。
黒と茶の2匹の姉妹のようです。 近所に聞き込みに行ってきた別のスタッフによると、落ちてきたのではなく捨てられた猫だった模様。
うちのスタッフ、まんまと捨て主の思惑にはまったわけです・・・。
バイクの通りの激しいこの路地では、見捨てられたら数日のうちに轢かれ死ぬのは目に見えています。やむなく事務所で一時保護。。。
姉妹ネコ、事務所のスリッパがお気に入りです。 ネコってなんで靴とかスリッパとか匂うものがすきなんでしょうね。哺乳瓶でミルクを飲ませます。
見るからにかわいい茶ネコは、1週間の後、もらい手が現れて無事に新しい家族のもとへ去っていきました。
残った黒。お姉ちゃんがいなくなった彼女は、ミルクをもらってお腹がいっぱいでも寂しがって鳴くようになりました。 かわいそうだけど、仕方がないねー。
まるで羽のないこうもりみたいなクロちゃんですが、人の後を追いかけてトテトテ走る姿は愛らしいです。
バンコクの事務所まで取りに来られる人、クロちゃんの家族になってくれませんか?