2013年11月6日

辛い仕事

  • 海外スタッフ
  • 国際協力ボランティアの木村です。

    インドネシアに来て、2週間が経ちました。 まだまだ、インドネシア語に四苦八苦しています。 笑いを取ることが好きな自分にとってはとても辛いです。

    ひとつひとつ、数えるのは難しい

      今日はそんな辛いことについてブログを書きます。
    このスカブミ研修センターの研修事業以外にOB自立支援プロジェクトとして「菊プロジェクト」があります。日本の菊農家の支援を受けて、苗を栽培し、日本に輸出しています。
    この菊の栽培に携わっているのは研修生ではなく、インドネシアのお母さんたちです。そのお母さんがすごいです。  

    自分たちで作ってきたお弁当

      お母さんたちは総勢45人で作業しています。
    朝の7時から仕事が始まり、9時半に朝食を食べて、12時から1時間の休みを取ったあとは3時まで仕事をします。仕事が忙しい時は残業もあります。一番遠い、人は1時間かけて、歩いて通っているそうです。  

    お母さんにチェックしてもらいます
    お母さんにチェックしてもらいます

      私も菊プロジェクトのお手伝いをしました。
    普段、若い研修生と働いているので、体力には自信があったのですが、結果を言うと、とても、お母さんたちにかなわなかったです。菊の苗の収穫は暑い中、しゃがみこんで、そして、一本一本、数えなければなりません。3000~5000本ぐらいを1時間で収穫します。お母さんたちは「早く、的確」に収穫します。
    私は数えるのがめんどくさくて、約600本(適当)でした。収穫後はすぐさま、苗を数え、袋詰めしていきます。   10年以上、仕事をしているお母さんもいます。
    そんなお母さんたちはやはり、プロジェクトで得る収入を 生活のためや子供の養育費に当てたいと考え、仕事しています。 だから、研修生とは違い、やはり、プロなんです。 だから、辛くても頑張るのです。本当に無駄な動きがありません。 こればかりは言葉でお伝えすることができなくて残念です。 前回もお伝えしましたが、インドネシアの女性は苦労をしている分、とても辛抱強いです。   Terimakasih ibuibu!!!(ありがとうお母さんたち)

    お母さんたちは強く、明るく、
    そしてプロフェッショナルです
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