国ボラの飯川です。
気づけば3月。畑ではいろんな花々が咲き始め、モンシロチョウも蜜を求めてヒラヒラと飛び交い、春の陽気を感じさせます。しかし作業中はもう夏に入ったのではないかと勘違いしそうな暖かさに研修生たちも驚いています。
年度末で皆様お忙しいと存じますが、いかがお過ごしでしょうか?
西日本研修センターでは、秋冬野菜の片付けを行いながら、春夏野菜の播種や定植などを行っています。
先月、女性陣が帰国し、研修生が3人と人手が足りていない状態でしたが、研修生も頑張ってくれて、何とか着々と準備が進んでいます。
今月は果樹の接ぎ木に挑戦しました。管理が難しい野菜の接ぎ木と違い、果樹の接ぎ木は接ぐこと自体にテクニックが必要でした。豊田副所長のご指導のもと、ミカンを台木にレモンを接ぎ木。うまくいけば4月ごろに芽が出始めます。研修生たちも自分たちが行った接ぎ木が上手くいっているかが心配なようで、度々、接ぎ木はどうなった?と質問してきます。
畑にもそれくらい気を配ってほしいと思いつつ、まだ新芽は出ていないことを伝えています。
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実習の様子(果樹の接ぎ木と高菜漬け、作業合間の休憩)
15日(月)にはモンゴルの研修生ニャマさんが帰国しました。ニャマさんは農業のベテランで、果樹について学ぶために研修を受けていました。知識が豊富なため、他の研修生からも頼られる存在でした。
個人的には実習後に一緒に筋トレをしていた仲だったので寂しいと感じつつも、モンゴルで待っている家族と無事に会えることを願っていました。
今は隔離期間も終え、家族と一緒に過ごしているようで、一安心しています。
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ニャマさん帰国
その②へ続く