2020年11月26日

西日本研修センターの近況報告⑥その1(国ボラレポート)

  • 国内スタッフ
  • 国際協力ボランティア
  • 皆様、ご無沙汰しております!国ボラの飯川です。

    最近は、日中は暖かいですが、朝晩の冷え込みが冬の到来を知らせてくれますね。

    研修生たちも慣れない寒さの中、研修に勤しんでいます!

     

    先月に引き続き、春夏野菜の片付けも徐々に終え、秋冬野菜の定植・管理作業を行っています。

    特にレタスやブロッコリー、カリフラワーの管理がとても大変です。ヨトウムシという蛾の幼虫による食害を防ぐために、レタスなどを一つ一つの手作業で確認し、幼虫を確認したら、取り除く作業を行っています。一度取り除いても、後日確認するとまたヨトウムシがいることも多く、いたちごっこの状態です。。。

    研修生たちも根気強く防除をしているので、豊作になることを祈るばかりです。

     

    一方、大根や株などの根菜類、ホウレン草や白菜などの葉物はすでに収穫が始まっています。

    大根は毎日100~200本ほど収穫していますが、一向に減る様子がなく、嬉しい反面、収穫の大変さにやられそうなときがあります。収穫した大根を洗う際、水がまだ温かいのが救いです。これから段々と水温が落ちてくるので、気を引き締めて臨みたいと思います。

     

    また早いもので、研修生たちの個人畑も収穫が始まりました。

    8月から始まった個人畑ですが、自分たちの畑ということもあって、センターの畑での作業よりも真摯に作業に取り組んでいたので、たくさん収穫出来てとても嬉しそうでした:)

    個人畑の収穫は始まったばかりなので、管理を怠らずに取り組んでもらいたいとも思います!

    個人畑でのレタスの管理
    個人畑でのレタスの管理
    大根の収穫
    大根の収穫

     

    そして11月は待ちに待った収穫感謝祭を開催しました。

    コロナ対策を充分に講じて行い、約1400人もの方々がお越しくださいました。

    研修生たちによる国旗掲揚からスタートしました。普段よりもキビキビとした動きで国旗掲揚を行い、会場を沸かせてくれました。

    3.
    国旗掲揚

    出店では自分たちが育てた野菜やマレーシアのカレー、インドネシアのサテ、フィリピンのレチョンといった各国の料理を販売しました。昼時になると行列ができ、研修生たちもとても忙しい様子でしたが、多くの方が買ってくださり、とてもうれしかったと話していました。特にレチョンはめったに見ることのないイノシシの丸焼きに、焼いている段階から子どもたちも興味津々に見ていました。

    ステージではバンブーバンドやフィジーのメケ、インドネシアのゴヤ マジュ ムドゥ キリ カナン(Goyang Maju Mundur Kiri Kanan)などのダンスを披露しました。1週間かけて練習した甲斐もあり、とてもきれいに踊れていたと思います。

    準備段階からとても大変でしたが、それも含めていい思い出となる収穫感謝祭でした。研修生たちは、楽しかったから自分たちの国でも行いたいと話していました。いつの日か、各国の収穫感謝祭に参加してみたいです:D

    この場をお借りして、収穫際にご協力いただいた出店者やボランティアの皆様、来場者の皆様、遠方より来てくださったオイスカスタッフの方々に、改めて感謝申し上げます。

    その②につづく…

    各国の紹介
    各国の紹介
    踊りの披露
    踊りの披露
    レチョン
    毎年恒例のレチョン
    全体の様子
    全体の様子

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