ボランティアのばう(木邑)です。
おうちには、3才と1才の男の子がいます。 毎日リクエストにこたえて何冊もの絵本を読み、 毎月1冊づつ絵本を買います。 日本には限りなく絵本があって1冊だけ選ぶのはむずかしく、 月に2-3冊買ってしまって、もうすぐ本棚がパンクしそうです。
そんなばうが、えらそうに…!!、絵本を紹介します。 オイスカの「子供の森」計画が題材になった絵本です。
『森のささやき』絵本ナビ
作・絵: 葉 祥明 英訳: リッキー ニノミヤ
出版社: 出版文化社
税込価格: ¥1,575(本体価格:¥1,500)
発行日: 1999年 ISBN: 9784883382347
ぱらぱらと読むと、大人のばうが気づきました。 絵本のことなら任せて!!とか言ってしまったが、 あやぁ、どう紹介しよう…と悩みました。 絵本には、荒れた大地に立つ大きな木と少年が登場します。 二人の会話によって物語がすすみます。
「そだてなさい、せわをしなさい…」 「よくみてごらん、こころの目でみてごらん」 「子供だから、たのむんだ。 森をよみがえらせるには、こころをこめて木をそだてるひつようがある。 そして、いつかかならず、森はよみがえるという夢と希望をもつことが大切だ。 子供と子供のこころをもっているものにはそれができる!」 と、大きな木はささやきます。この森のささやきが聞こえる子供たちの手によって、 ふたたび森はよみがえる。
絵本の中には、葉祥明さんのやさしくてきれいな絵が広がり、 本文の英訳も同じページにあり、海外のお友だちとも一緒に読めます。 この本は、本屋さんや図書館の大人のコーナーにあってもといいかもと思いました。
自分が”子供のこころをもっている”ことに気づくきっかけになると思います。 森のささやきにみみをすましてみようと、きっと思うと思います。 森だけではなくいろいろなささやきが聞こえるかもしれません。
機会がありましたら、ぜひお手にとってご覧ください。