フィジー駐在員の菅原弘誠です。
先日、少し風の強い日にガレージで車の修理をしていると、 くるくる回りながら目の前に落ちてくるものがありました。 見てみると、種に羽のようなものがついて、竹トンボのように回っているじゃないですか。
こうやって次の世代を広げようとしているのか~~と修理を待っている間、ぼんやり眺めていました。 これがくるくる回りながら降ってきました
しばらくフィジーからのブログをインターン生の渡井さんに書いてもらっていました (その1 、その2 、その3 、その4 )。 彼女の前向きな学ぶ姿勢、体験する全てを新鮮に受け取っている様子を見て、 駐在して1年10カ月、自分が忘れかけていたものを思い出させてくれたような気がします。
仕事に慣れ、生活に慣れ、でも初心を忘れずに活動に取り組む。 自分ひとりでは難しいことも、インターン生の受け入れを通して自らを振り返るきっかけをもらったように思います。
そしてなにより、日本に帰国する時にスタッフや研修生と涙のお別れをしている彼女を見て、現場の活動を通してオイスカのことを理解し、好きになってくれる人が増えることを、とても嬉しく思いました。
すでにオイスカの会員にもなってくれ、これからもオイスカの活動に積極的に関わってくれるとのことです。
くるくる回って落ちる種を見ながら、オイスカの理解者という種も、 将来大きく育つといいな~~と、そんなことを考えているフィジーには、もうすぐ暑い夏がやってきます。
今年はサイクロンの大きな被害がないことを祈って。 ビナカ!