2021年11月15日

海岸林研修の感想 大阪マラソンも頑張ります!

  • 西日本研修センタースタッフ
  • 西日本研修センターの園田です。10月22日から25日まで名取市の海岸林での職員研修に参加しましたので報告いたします。

    研修に参加することが決まったのが10月上旬。事前に『松がつなぐあした』を読むことと、HPの活動報告を見ておくように言われておりました。私は今年の5月頃『松がつなぐあした』を読んだのですが、数ヵ月前に読んだので忘れかけており、出発前にもう一度読み切れませんでした。7月にはプロジェクトをよく知る本部の浅野主任が西日本センターで海岸林の活動報告をしてくださり、いつか海岸林へ行ってみたいと思っていました。海岸林は写真で見ただけでも凄いなぁと思っていましたが実際に見るともっと凄かったです。仙台空港へ降り立つ前、飛行機から見た海岸林は圧巻でした。上空から見ると全て順調に成長しているように見えましたが、現場へ行くと植えた場所の土の性質、水捌けの良し悪しなどによってマツの成長が違うことが分かりました。

    飛行機から見た海岸林

    研修中にボランティアの皆さんと行った作業は、植えたマツの調査をしやすくするために伸びた枝を切ること、水捌けをよくするための溝切りです。溝を掘ったからと言ってすぐに効果が現れないようなので、マツが成長したらまた見てみたいです。一緒に作業をした皆さんも、また海岸林へ行きたいと思った方が多いのではないかなと感じました。研修の最終日には、植林した広葉樹林の調査を行いました。幹の太さ、木の高さを計り、木が元気かどうかチェックしました。枯れてしまっている木も多かったです。

    西日本センターの行事で、国内の植林活動に何度か参加したのですが、私が植えた木は元気だろうかと思い出しました。今月の23日に東峰村で百年の森作りという植林行事があるので、前回植えた木を探してみます。

    西日本センターでは所長が「センターに来た人がまた来たいと思ってもらえるように。」とよく言っています。昨年に引き続き、今年度もコロナ禍で交流会がほとんど行われず、外部の方との接触はほとんどありませんでしたが、会員企業さまや地元の方々、本部のスタッフが農業ボランティアに定期的に来てくださいました。気にかけてくださっている方がたくさんいることに改めて気づかされました。

    西日本センターのいまを知ってもらうため日々の様子をもっと伝えないといけないなと思いました。海岸林プロジェクトのHPを見るとブログの更新率は高く、活動報告や写真も分かりやすくまとめられています。私は西日本センターのfacebookinstagramの更新を担当してるのですがイベントの告知しかしておらず···。これから日々の様子をもっと伝えていきます!

    私は昨年の11月から福岡市六本松にある「本と羊」という本屋さんの軒先で2ヶ月に1回程度のペースでマルシェをしているのですが、少しずつ野菜のファンが増えています。野菜のファンになってくれた方がオイスカの活動に興味を持って、センターでのイベントにも足を運んでくれるようにしたいです。いま現在、西日本センターに来てくださっている方にもまた来たいと思ってもらえるようにみんなで意見を出し合いながら協力していきたいです。

    最後に、海岸林再生プロジェクト開始から10年という節目に研修に参加させてくださりありがとうございました。海岸林ボランティアの参加者の皆様、東京本部、国内センターのスタッフの方々にもお会いできていろいろお話ができて良かったです。またオンラインで近況報告などしあえたらいいなと思っています。

    福岡に戻って研修を振り返る中で初日の夕飯の時に「大阪マラソン走りませんか」と軽く言われたことを思い出しました。その場ではっきり返事ができませんでしたが、同い年の本部・広報室の倉本さんも頑張っていたし(2019年の大阪マラソンに出走)、次はあなたの番と言われている気がして走ることにしました。これから走る練習もしないといけません。オイスカのPRをしながら頑張ります!

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