四国支部廣野です。
1月14日、気候変動講演会 in かがわ に行ってきました。
題名から想像できると思うのですが、地球温暖化の影響、
対策についての講演会です。
当日は2名の講師を招いて2つの面から地球温暖化について
触れていました。2つの面というのは、
一つは「世界」の地球温暖化についての講演、
もう一つは、「香川」から感じる気候変動についてです。
とてもわかりやすく、面白かったため、ブログ投稿させて
いただきます。
まず、「世界」の地球温暖化についてです。その対策についてとても印象に残った言葉は、
「科学で決めることだけでは出来ない。社会の判断が必要。」という言葉です。
「社会の判断」というので、とてもわかりやすかったのは、たばこの「分煙」を例にとった「大転換」の説明です。
下の画像がその時のスライドです。
4、経済 のところまで浸透すれば、地球温暖化に興味のない人も社会の常識として受け入れられる、ということです。
エコカーが人気であることを考えると、省エネの意識が以前より浸透していることがわかります。
今後、どれだけこうした意識改革をできるかが成功への鍵だそうです。
次に、「香川」の気候変動についての講演です。
なんと今世紀末の香川は、今より平均気温が2.9℃上昇すると予測されており、
それは今の屋久島(平均19.2℃)の気候にあたるそうです。
ここでは、こうした気候の変化に対し、私たちはCO₂削減などの省エネを目指すだけでなく、
防災の意識を強くもつ必要があるということを強く話していました。
この地球温暖化問題ですが、決してよくなるものではなく、如何に温度を上昇させず
未来へ繋げていくかが課題です。
オイスカは、活動の一つである環境保全分野では、国内だけでなく海外での植林活動に
1980年代から取り組んでいます。そして、何より、環境保全の必要性を子どもたちに
感じて欲しいと「子供の森」計画を実践しています。
こうした実績を多くの人に知っていただきたいと思うと同時に、こちらからもどんどん
発信していくことで、地球環境と生物多様性を守る意識の大転換に、たくさんの人を
巻き込んでいきたいと思いました。