雪やこんこん あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる(童謡:「雪」より)
国際協力ボランティアの中山です。
1月22日(月)、東京の空はどんよりと雨が降りそうな曇天でした。
天気予報では、前の週から連日のように大寒波到来。都心でも雪が積もるとにぎわっていましたが、「そんなことを言ってもちらつく程度。積もっても5㎝にもならない」と思っていた人は多いのではないでしょうか。
オイスカ職員もニュースを信じ、スノーブーツで帰りに備えて準備万端でいる人。通常通り、自転車で来る人。信じるか信じないかはその人次第といった装いでした。
午後から雪が降り始めるという予報に反し、雪は早くやってきました。
午前10時。窓から雪らしき白い粒がひらひらと降っているのが見えました。
オイスカ本部事務所では、道路に面した窓が大きく、外の風景がすぐにわかるようになっています。その窓から雪が降っているのが見えました。
まだ雪が舞うという言葉がふさわしいほどの多くない雪。「これ積もるのかな?」という声が事務所で聞こえてきます。そこから約2時間後…あたりは白い世界に包まれていきました。
木の上にも雪が積もり始め、道路にも白い絨毯が敷かれたようになってきました。ひらひらと舞っていた雪はあっという間に“降る”という言葉が相応しくなりました。
午後14時。雪はあっという間にオイスカの敷地内に容赦なく降り積もりました。
オイスカ事務所は2階に位置し、正面玄関は階段を上がらないといけません。つまり、階段に雪が積もり、凍ってしまうと大変危険!!さらに、敷地内に入るにはちょっとした坂を下るため、事務所を出るときには坂を上らないといけないという悪条件がそろっています。
ということで、みんなで雪かき。
階段に敷地内、そして敷地から出ての歩道部分と雪をかけど、かけど、雪はその上にまた積もっていく。一通り雪かきをし、事務所に戻り、30分後にはもう雪が。
ある程度まで雪かきをしたら、夕方には交通機関への影響もあり一人、また一人と家路へ。
道路へ出てみると、人が通る場所、車によって固められた雪がもう氷へとなっており、そろそろとペンギン歩きで帰る光景も。
アパート(寮)へ戻ると雪は15㎝以上も積もっていました。
アパートの前では、雪が降らない地域の職員が、雪だるまを作り、スノーエンジェルをし、キャッキャッとはしゃいでいました。子供だけでなく大人になっても雪はうれしいものの一つのようです。
翌日は雪が凍ったため、危険な道がたくさんありながらも、全員無事に出勤。翌日には日があたる場所の雪はどんどん溶けていき、ほとんどの雪はなくなりましたが。
大雪に見舞われた東京。2月1日(木)の夜からまた雪が降る予報です。
今回ほどの大雪にはならないようですが、“備えあれば憂いなし” です!