こんにちは!ボランティアの常塚です。
週末は、男子フィギュアスケートの金銀メダル受賞や
女子スピードスケート金メダル受賞、史上最年少の六段棋士誕生など、
おめでたいニュースに湧きましたね~!
オイスカの事務所にはまぶしいくらいの暖かい日差しが差し込んでいて、
何やら気分がうきうきします♪
さて、今日はオイスカ関連書籍のご紹介です!
環境問題の意識が高まる中、オイスカが携わった書籍を引用したいという
お問合せが増えてきています。私もすべて読ませていただきましたが、
どれも分かりやすく内容がすっと入ってきてオススメですよー!
①世界で私を好きになる~海外スタディーツアー体験記
財団法人オイスカ編
5人の20代女性が海外スタディーツアーでの参加経験を語った体験記で、渡航先はフィリピン、バングラデシュ、タイ、東ティモール、エクアドル。全部行ったことある!という方は少ないのではないでしょうか。彼女たちがなぜスタディーツアーに参加して、何を想い、どのような行動につながったのかが、インタビュー形式で綴られています。
地球規模の環境問題が深刻化して久しく、スタディーツアーへの関心が年々高まっているように感じます。わたしも大学生の頃、ネパールとフィリピンのスタディーツアーに参加して、酸いも甘いもたくさんの経験をしました。当時はスタディーツアーを自分で探すのに一苦労していましたが、先ほどググったら大手旅行会社が特集を組んでいるのを発見。時代は変わったなぁぁ・・・。スタディーツアーへの参加を迷っている方がいらしたら、ぜひこの体験記を手に取ってみてください。背中、押してくれますよ♪
②森のささやき~A MESSAGE FROM THE FORETS~
絵・文/葉 祥明 英訳/リッキー ニノミヤ
鮮やかな青空と一本の緑樹のコントラストが目を引く表紙。一本の大樹と少年が、対話を通じて植林の大切さを理解し実際に行動するまでを描いた色鮮やかな絵本です。英訳もついていて、世界中の子どもたちに向けて「森はよみがえるという夢と希望をもつこと」の大切さを語っています。定価は1500円。この絵本1冊の収益で約30本の木を植えることができるそうです。壊すのは一瞬、治すのは一生。植林は、長い長い年月をかけて継続して取り組むことが必要です。ぜひこの絵本を通じて、小さな頃からわたしたちの住む地球の大切な資源を守り増やす意義を感じとり、身近なアクションにつながっていってほしいです。
③「子供の森」計画[親子で読む環境問題]
財団法人オイスカ/編著
「地球の未来をひらくのは、子どもたちの「考える力」だ」。
「子供の森」計画親善大使の赤井英和さんの帯がついた一冊で、本の後半には赤井さん自身が植林の意義や実践例など語っています。本書は小中学生向けの語り口調で、豊富な写真と共に環境問題についてとても分かりやすく説明されており、題名のとおり親子・ご家族で読むのにぴったり。大人でも「えーー!」と感嘆してしまいそうな事実が盛りだくさんです。オイスカが推進する「子供の森」計画の取り組みも、本著を通じてよくご理解いただけると思います。学生の頃に習った世界の著名人・組織の環境に関する名言も引用されていて、「あぁ・・なつかしいな」と思わず目を細めてしまいました。この一冊を通して、オイスカの活動に参加したり、ほかの書籍を手に取ってみたりと、次のアクションにつながっていってほしい!
続いての2つは、学校で教材として使っていただいているものです。
④高等学校 新地理A
帝国書院
勉強の力強いお助けマン・資料集のP.151に、オイスカが提供したインドネシア・ジャワ島での活動写真を掲載いただきました!2017年の春から、全国の高等学校で使っていただいています。文字情報だけで学ぶのと、写真付きで学ぶのと、随分理解度が違いますよね。掲載ページは「東南アジアの熱帯林の開発と保護」という小見出しで、保護のために非政府組織(NGO)が活動していることなども紹介されています。私は高校で地理を選択しなかったのですが、この資料集のクオリティー高し!地図を勉強するだけではなく、世界の地域ごとの生活文化や地球が抱える諸問題を紹介したりと、内容盛りだくさんで驚きました。今から地理の授業受けたい・・・。高校生のお子様がいらっしゃったら、ぜひ写真だけではなく資料集全体をチェックしてみてくださいませ。
⑤これから始めるボランティア活動 ①体験してみよう!いろいろなボランティア活動
監修 東京学芸大学教職大学院教授 成田喜一郎、東京学芸大学教授 渡辺雅之
最後は、特別活動などの授業で使っていただいている、文部科学省の学習指導要領に準拠したDVDです。そもそもボランティアとは何か、どんな活動があってどうすれば参加できて何に注意しなければならないのかを、映像でわかりやすく紹介しています。実際に体験してみよう!ということで、身近で参加できるボランティア活動が紹介されていて、その中にオイスカでの「ベルマークの仕分け・集計で海外の環境保全活動を支援」活動も取り上げていただきました。何を隠そう、わたしもここから始めたボランティア。ベルマークって、こんなにたくさんの企業(現在56社!)が参加していて、こんなにたくさんの皆さんが集めて送ってくださるのかと驚愕でした。いつもベルマークを寄贈くださる皆様に、感謝感謝です。ボランティアメンバーの皆さんと、毎日仕分けて活用させていただいてます^^おうちでベルマークを見かけたら、ぜひぜひお送りくださいませ!
ぜひ本屋さんや図書館などで、探してみてくださいね!