タイ駐在員の春日です。
ちょっと古い話題ですが。 雨期に入る直前、大地は乾ききり、北部タイの山岳部では山火事が頻発します。
オイスカが実施しているチェンコンの植林プロジェクトの山にも、近くの山からの延焼により火が入ってしまいました・・・(泣)
1年前から体制を立て直し、村人たちと二人三脚で本気で取り組んできた地域です。 何年も失敗を繰り返し、「今年こそは!」と、今までの何倍もがんばってきました。
誰が一番がんばったかというと、誰よりも地域の村人グループが一番一生懸命がんばっていました。
だからこそ、山火事が起こってしまった日はすぐに駆けつけ、夜になっても消し続け、寝ずに朝まで消し続け、一生懸命消化作業をしてくれました。
日中は38度もある気温の中、火に対峙しての消火作業はどれほど暑かったことでしょう。
火事があったその日はちょうどタイ正月。本当なら家族みんなでお正月を祝う日だったのです。
植林地が燃えてしまったことはとても残念なことですが、こんなにも村の人たちが自分たちの森として守ろうとしていたことに心が震えました!
「今は燃えてしまったけど、きっとこの森は大丈夫!」そう確信できる出来事でした。
火事になんか負けず、またがんばるぞ!!