四国支部廣野です。
四国研修センターと地元の陶小学校5年生は、田植え・稲刈り・おにぎり作りなど、
年間を通じてさまざまな活動で交流を深めていますが、なんとこのたび、
小学5年生の児童たち(4月から6年生)から、交流の様子をまとめた
手作りの新聞や寄書きをいただきました。
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オイスカマークがたくさん登場していて、子ども達がオイスカに親しみを感じていることが
とてもよくわかりましたが、驚いたのは、研修生全員の名前をきちんと憶えていてくれたことです。
記事によると、センター職員のリッチーさんは、おにぎりをとてもおいしそうに食べていたようで、
それが「とてもうれしかった」と書かれていました。
先生からいただいた手紙には、「言葉は通じないところがありましたが、子どもたちの気持ちの中には、
心と心がふれ合うことの温かさやすばらしさをたくさん実感していました」
「このすばらしい体験が次年度も続くことを嬉しく思います」といったことが書かれていて、
ありがたいお言葉を頂戴しました。
子ども達も、異文化交流だけでなく初めての農業体験を通じて、
お米の大切さや作ることの大変さなどを学んだようです。
特に、稲刈りが大変だったようで、稲刈りスタート時の写真(やる気満々のコメント)から
矢印がいくつもでていて、数分後の写真を掲載、そこには、辛かった具体的なコメントが
いくつも書かれていました。
本当によく書かれていて、見ていて思わず「フフッ」と微笑んでしまうような、素敵な新聞でした。
地域に密着した活動といえば・・・
西日本研修センターのメール速報やホームページを見ると、
いつも「地域に愛されてるなあ」と思います。
全国にある研修センターのいろいろな情報は、とても参考になると同時に、
良い刺激をいただいております。
各研修センターが、それぞれの地域で地道に活動してきたことが、
現在の結果に繋がっているのだと思いますが、
今まで導いてくれた方への感謝の気持ちを忘れず、
その努力を引き継ぎ、継続していくことの大切さを改めて感じました。
四国支部発行の広報誌 オイスカ in 四国 で、
研修センターの萬代所長は、地域の大切さを書いておられます。
https://oisca.org/shikoku/wp-content/uploads/2016/11/vol.16.pdf
また今年度も、小学生の笑顔と笑い声が、オイスカの田んぼに溢れます!
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