四国支部の廣野です。3月5日(日)、綾川町男女共同参画講演会に行ってきました。
前回のブログ(☞http://www.oisca.org/blog/?p=19595)でお知らせしたように、
講師は四国研修センターの萬代所長と職員のガディさんです。
それぞれ「アジアにおける女性の役割」「マレーシア女性が見た母国と日本」というテーマのお話でした。
萬代所長の話はとてもわかりやすく、女性の社会進出について
考えるには、①歴史的背景、②宗教的背景、③社会的・文化的背景、
の3つがポイントになってくる、という前提で、オイスカのフィリピン
ネグロス島における養蚕普及プロジェクトを例に挙げ、女性の社会
進出についてお話し下さいました。
このプロジェクトの活動背景は、オイスカホームページで知って
いたのですが、知っておかなくてはもったいない素晴らしい話も
でてきて、これだけでも今回参加して良かったなあ、と思いました。
(詳しく知りたい方、ご連絡ください!)
ガディさんは、華やかな民族衣装で登場し、マレーシア女性の
昔と今を比較しながら楽しいお話しをしてくれました。
基本日本と大差ないように感じましたが、「保育所システムが
とてもいい」というコメントが印象に残りました。日本のマスメディアでは、どちらかというと「保育所不足に対する不平不満」が取り上げられがちなため、ガディさんの一言は衝撃でした。
確かに、私自身、①他の国と比較したことがなかったですし、
②ついこの間まで子どもが幼稚園にお世話になっていましたが、
女性(母親)が働ける環境も整っているので、特に不満がなかったことに気づきました。幸せとか、感謝というのは、当たり前の時には気づかないものだと反省しつつ、ガディさんの話をいろんな人に
聞いて欲しい、と思いました。
今回の講演会は綾川町男女共同参画会議の企画ということで女性がテーマでしたが、本部はじめ国内外の
各組織で大勢の女性も大活躍しているオイスカ職員の話は、今まで以上に「オイスカ好き」になるきっかけの
講演会でもありました。面白かったです!次回が楽しみです。