2021年7月19日

四国からのお便り~刈られても雑草のように成長したい~

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  • こんにちは、四国センター出張中の大垣です。普段、田舎とは真逆の環境に住んでいたのでここ美しい綾川町では新しい発見も多く、ブログのネタは尽きません。

     

    にしても、真夏の農作業は大変ですね。身体中の水分が全部出ていったのでは?!と思うくらい汗が出ます。今年はコロナ過で限られた人数での農産物のため、人手が不足しています。作業は尽きませんが、その間にもお構いなしに伸びる雑草。まるでジャングルです。どっから養分を吸い取っているのでしょうか。

     

    ということで、ほぼ毎日草刈りをしています。

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    一見すると草刈りは単純作業ですが、オイスカスタッフの間でチームビルディングにもなります。世界各地で活動しているオイスカ活動は会員様のお力添えに加え、日本での研修を終えたスタッフ達によって支えられています。海外では現地スタッフの人達と協働して仕事を進めていくわけですが、そんな頼もしい人達と絆が深まるのは素晴らしいことです。私も雑草のように粘り強く日々、頑張りたいです。

    ←スモモ園のビフォーアフター。まだまだ雑草は伸びますが、来年のスモモが待ち遠しいです!

     

     

     

     

     

     

    さて、ネギの定植もしました。

    育苗したネギの苗を選んでいるファビアン先生(マレーシア)。ファビアン先生並みに大きで元気な苗を定植します。
    育苗したネギの苗を選んでいるファビアン先生(マレーシア)。ファビアン先生並みに大きくて元気な苗を定植します。
    堆肥を撒いて1週間寝かせた畑。定植前の仕上げにロータリーするデニス先生。いつも農業について勉強しているフィリピン出身の特農家です。作業時間外はいつもジョークを言っています
    堆肥を撒いて1週間寝かせた畑。定植前の仕上げにロータリーするデニス先生。いつも農業について勉強しているフィリピン出身の篤農家です。作業時間外はいつもジョークを言っています
    巨漢な男3人でしゃがみながら一本一本定植しました。定植をすると管理にも気合が入ります
    巨漢な男3人でしゃがみながら一本一本定植しました。定植をすると管理にも気合が入ります
    休憩時間はデニス先生がセンターで育てたメロンで一服。表現できない美味しさです。
    休憩時間はデニス先生がセンターで育てたメロンで一服。表現できない美味しさです。

    国籍はみんな違いますが、美味しい農産物をつくるというゴールに向かって手間のかかる作物管理も楽しみながら頑張っています。農作業をすると感じますが、違いを乗り越えて一緒に自然と共生するために切磋琢磨し、命を育むことは人間生活の根幹だと思います。そしえて、その収穫物をみんなで感謝して分け合う。平和とはこのことではないでしょうか?

    私は農業素人ですが、農作業を通じて学ぶことは無限にあります。今日も大自然の恩恵に生かされています。

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