人材育成担当の日置です。
新規技能実習生の「在留資格認定証明書交付申請書」を提出するため、度々、品川にある東京出入国在留管理局(以下、入管)に行きます。
多くの外国人が在留手続きをするためにやってきます。多くは本人ですが、オイスカのように監理団体であったり、行政書士、弁護士の姿も見られます。私は、担当になった時に入管協会の申請等取次研修会に参加した上で「申請等取次者」として申出手続を行い、監理団体職員として証明書交付を受けました。
私が入管に行くようになった時には、すでにコロナの影響を受けた入場体制でした。毎日のように手続きにやってくる人で混雑しており、朝9時からの受付に対し、8時前から人が並びます。私は自宅から入管に直行。入場整理券を受け取って、8:30から30分ごとに順次入場します。並ぶことがわかっているので朝一番にやってくる人が多いです。8:00前後に到着すると8:30入場の200番くらいまでの整理券を受取ることができて順次入場、さらに申請窓口の順番受付の発券を受けて、9時の受付開始を待ちます。
書類の受付(記載事項の確認等)が終わると「申請受付票」が発行されて申請書の提出が完了です。
現在、申請は月に1、2回程度。JR品川駅で降りると、よくテレビのニュースで見るコンコースを港南口に向かってわき目もふらず進みます。まさに映像のままの人の絶え間ない流れです。今回はコンコースを出たところにカメラがいました。目指すバス停には長蛇の列。外国人の割合が多く、もうここから入管の空気です。バスは5分間隔で、次の次くらいの乗車となるペース。2、3人の都バススタッフが乗車待ちの人を指示して列に振分け、手順よくスムースに乗せていきます。
入管に行くと多くの外国人が東京周辺に暮らしていることを実感し、驚きます。外国人が滞在するためにはそれぞれの在留資格に従い、様々な手続きが生じます。最近ではオンライン申請も進み必ずしも出頭しなくてよくなっていますが、それでも入管はいつも多くの外国人の姿があります。
東京入管に初めて行ったとき、ああ「入管」だ!と久しぶりに思い出すことがありました。フィリピンに派遣されていたころに、オイスカで滞在する多くの日本人(開発団員と呼んでいました)の手続きのために、マニラのサンチャゴ要塞に近いイミグレーション(本庁)に行っていました。当時は、オイスカフィリピンのメンバーが手続きをサポートしてくれました。ブローカーが徘徊しているので、その手助けを受けることも。
海外に行くときには空港で出入国時に通過するイミグレーション。検疫のほうが目立つ最近ですが、10月1日からは順次入国がスタートしていると聞きます。早く以前のような往来が復活することを願っています。