こんにちは、オイスカ本部でインターンをしている豊田です。
先日、私は「二宮尊徳から学ぼう」というオイスカの職員研修に同行させていただきました。二宮尊徳について学ぶ前は、薪を背負って本を読みながら歩いている有名な銅像の印象が強く、何を成した人物なのか知らないまま、勝手に勉強家な人だというイメージを持っていました。
尊徳記念館での見学の後、映画「二宮金次郎」を鑑賞。
今回の研修を通して二宮尊徳について理解を深めていく中で、なぜ二宮尊徳の銅像が日本全国の小中学校に数多く設置されたのかがわかった気がします。
二宮尊徳の教えである「報徳思想」
至誠…まごころを尽くすこと
勤労…物事をよく観察・認識し、社会の役立つ成果を考えながら働くこと
分度…自分の生活や立場、状況に合った生活をすること
推譲…勤労・分度により、生じた余剰・余力の一部を子孫や社会のために譲ること
これらの考え方は基本的なことではあるけど、実際に実行し続けるとなると難しいことだと思います。二宮尊徳が成し遂げたこと、600もの村々での財政再建や農村復興には彼の偉大さをしみじみと感じました。それでも、上記の4つの考え方を生涯を通して実行し続けたことに私は一番感銘を受けました。
もし、二宮尊徳について少しでも興味を持たれたら、ぜひ映画「二宮金次郎」を見ていただきたいです。今回、二宮尊徳について学べたことはとても貴重な経験でした。ありがとうございました。
今後も度々ブログを投稿していきますので、よろしくお願いします。