本部・啓発普及部「海岸林再生プロジェクト」担当の吉田です。
今、東京駅にほど近い、東京国際フォーラム付近は
2万人が集う大国際会議を前にし、厳しい警備が敷かれ、
何気ない中にも特殊な緊張下にある模様。
全ての出席者は管理され、入場予定者は誰であっても
事前登録をし、事務局から送られてきた書類を持ち、行列に並び、
顔写真を撮影してもらい、IDを発行してもらわねばなりません。
そのID発行の手続きに行ったスタッフからは、
「日銀の誰々さんを見た」「どこどこの会長を見た」と聞きました。
昨年夏、渡邊忠代表理事が私の机の上に日本経済新聞の
切り抜きを置いてくれました。
「世界銀行/IMF年次総会 来年東京で48年ぶりに開催」
「防災に関する会合は仙台で」
それから即行動に。渡邉代表理事に連れられて財務省に。
オイスカが考えていることを真剣に聞いてくださったことを思い出します。
すぐさま、代表理事は訪米し、総会をコントロールする世銀本部訪問も果たし。
普通、総会準備には数年かかりますが、日本はそれを約1年でやってのけたようです。
我々も無事狙った通り、海岸林再生への挑戦を紹介する公式サイドイベントを確保しました。
総会開催は日本ですが、指示系統はワシントン(世銀本部)からのようです。
警備の関係からでしょうか、会場決定通知は実施前わずか3日でした。
おかげで、告知の足かせにもなり。雲をつかむような告知戦略しかできず。
国際会議ですねー。
これが世界という気がします。
事前登録をしていたうちの関係者の書類も五月雨式に届いています。
しかし、私と名取市海岸林再生の会の会長だけ連絡なし。
昔のやんちゃで、警察に指紋でも残ってたかな。
私はともかく、会長はパネリストじゃないか。
・・・というわけで、まだ開幕目前の模様をこの目で見ていないのです。