こんにちは、啓発普及部の中山です。
6/30から7/1に山梨県早川町にて三菱自動車工業㈱の「パジェロの森」ボランティア活動が行われました。三菱自動車の社員約30名が2日間下草刈り作業をしました。梅雨明け宣言が出され、30度を超える暑い日差しが降り注ぐ中での活動となりました。そんな暑い中での作業にもかかわらず、次々と草を刈っている様子が見られました。草の中には、バラがあったり、大きな石があったりと作業を進めるのに障害となるものが多かったですが、2日間で予定していた場所をほぼ終えることができました。
作業場所には、野イチゴがあり、参加者がパクっと食べている場面も。甘くておいしかったです。
また、大きな切株の跡が。約70~80年ほどの樹齢とのこと。切り出した材のほとんどが早川町新庁舎に活用されたとこのことです。
また、作業前日にはパジェロの森で鹿が発見されたという情報があり、地元の方が捕まえようと奮闘したという情報も。残念ですが、鹿には逃げられたようです。
前回の新入社員研修と同じように、パジェロの森へ入るための吊り橋が決壊しているため、別ルートでパジェロの森へ今回も入ることになりました。約30分ほどの「遊歩道」という名の山道を進んでいきます。今回も森林組合の方の協力を得て、事前に道を整備していただきました。参加者のみなさんは、口々に「いい森林浴になった」「リフレッシュできた」と、森から得られる効果を実感しているようでした。
今回はその遊歩道について解説したいと思います!
①まずは、入口です。とても入口とは思えないガードレールの脇から山の道へ入っていきます。子どもの頃に「こういう場所に入ってはいけません」と言われたようなところです。
②すこし進んでいくと大きな岩がたくさんある場所に出ます。しかし、上を見上げると、今にも崩れてきそうな雰囲気です。
③さらに進んでいくと水が湧き出ています。伏流水です。森林組合の方から「これは飲めるよ」と聞いていたため、参加者が飲んでみることに。「冷たくておいしい」と自然の恵みを堪能していました。
④林というような場所につきます。木がたくさん生えており、まさしく森林浴の場所にはうってつけです。お昼ご飯をこういう場所で食べるとおいしいんだろうなぁ。とふと考えてしまうほどです。
⑤写真では少しわかりづらいですが、苔がたくさん生えた場所です。少し神秘的な雰囲気があり、某国民的アニメ映画●●●●姫のような場面です。
⑥ここからが正念場です。少し山道を登っていきます。急斜面ということもあり、足を滑らせないように注意して上がっていきます。
⑦そのあとに待ち構えているのは、ロープを張った狭い道です。ロープを持ちながら進んでいきます。
そうしてやっとパジェロの森へ辿り着くのです。
どうでしたでしょうか、みなさまに少しパジェロの森への遊歩道を楽しんでいただけたでしょうか。次回の活動では、吊り橋が完成予定のためこの道を使うことはありませんが、希望があれば、ぜひとも森林浴・セラピー効果として活用してもらいたいという気持ちがあります。
おまけ:
2日目の行き道では、こんなものも道にありました。鹿の頭蓋骨ですね。目立つように置かれていたのは、きっと事前に森へ入った森林組合の方が置いてくださったと思いますが、初めて見る頭蓋骨に参加者のみなさまも驚いていました。鹿の角は見ることが多いですが、頭蓋骨はなかなかレアな気がします。