こんにちは。四国支部の池田です。
中部日本研修センターの小杉副所長から案内いただき先日、愛知県豊田市で開催された
講演会に参加させていただきました。長年のオイスカ会員でもあるスーパーやまのぶ様の
健康教室でしたが今回は、中国・内モンゴル自治区の砂漠化防止活動の一環として
栽培されている植物を原料にした健康酒を開発された千葉大学名誉教授の池上先生と
阿拉善砂漠生態研究センターの冨樫所長お二人が講師で、以前から機会があれば
開発に掛けた想いや今後の構想など聞きたく思っていました。
池上先生の講演は、
「医食同源~漢方の知恵をくらしに活かす」と題し、
ご出身の福島ことばやダジャレを巧みに混ぜながら、
聞き慣れない漢方に関する話を初めて聴く方にも
飽きさせず解り易く説明して下さり、参加していた同僚は
「漢方の世界では、米も大豆も薬と考えられており、
医食同源、本来の日本の食事をしていれば健康でいられる
ということが心に残った」そうです。
なお、開発された健康酒「遼伝来福酒」は滋養強壮はじめ体質改善や不妊治療にも
効能があるそうで質問が多く寄せられました。
続いて、冨樫所長から2001年のプロジェクト開始以降、様々な試行錯誤を重ねるとともに
多くの方から支援協力いただきながら、単なる植林緑化活動ではなく先ずは現地住民の
生計が成り立つことを念頭に取り組んできたことや、同プロジェクトで得た経験を基に、
ウズベキスタン共和国でも活動していることなど説明がありました。
(詳細は☞ https://oisca.org/news/?p=8935 )
持続可能なEnvironment(環境)とEconomy(経済)の
両立に加えてHealth(健康)。まさに三方よし!で、
共感を得易い砂漠化防止プロジェクトの今後には
要注目です。ブログ読者の皆様!「遼伝来福酒」の
購入や現地視察ツアー参加などを通じて是非、
応援協力よろしくお願いいたします!!
なお、オイスカ中部日本研修センターは
今年11月11日(土)に設立50周年記念講演会を
開催予定で、当日は、オイスカ豊田推進協議会の
光岡会長より参加者にご案内いただきました。