四国研修センターの吉田です。
12月16日(日)~23日(日)の1週間、昨年研修をしたトゥメン(生活改善研修生)の 帰国後の活動計画の調査のためモンゴルへ行ってきました。
モンゴルの気温はなんと-30℃! 外を歩けるのも20分程度ですが、室内が暖かかったため風邪をひくこともありませんでした。 食事は牛肉や山羊肉を食べ、熱いスープを飲み、体を温めます。 その土地に合ったものを食べる大切さを身にしみて感じました。
誰に会っても「なぜこんな寒い時に来たんだ?!」と驚かれましたが、これから3月にかけて-40℃ともっと寒くなるそうで、今行けてよかったです。
モンゴルは現在失業者が3人に1人おり、 大学を卒業しても職につける人はほんのわずかです。 トゥメンのアクションプランは失業者を減らすため、自分の村で職業訓練所を始めること。 職業訓練所では日本で研修した食品加工(製菓・製パン)技術を収入の少ない女性達に教え、販売を行い、収入を得るという計画です。
その計画をより具体的にするため、他の職業訓練所やNGOの視察、必要機材の値段調べ、計画の評価をしてもらうため大使館や現地日本人と会い話し合いを行いました。多くの方の協力のおかげでより内容を深めることができました。
モンゴル・日本と距離はありますが、トゥメンと密に連絡を取り合い、 早く職業訓練所をスタートさせモンゴルの失業者を減少できるようにしたいです。