2021年6月18日

ミャンマーの研修センターからの便り③

  • 本部スタッフ
  • 本部・海外事業部の藤井です。

    以前の報告の続きです。

    便り①便り②とは別のもう1箇所、マグウェ地域内にある研修センターからの報告を2回に分けてご紹介します。マグウェ地域にある研修センターは、今年で25年の節目を迎えます。この研修センターも、厳しい環境の中央乾燥地域に位置しており、水不足が毎年の大きな課題となっています。現在は、コロナ禍、国内の騒乱、水不足の3重苦の中で、現地スタッフによりセンター内の農場の農作物の管理や加工、鶏や豚の管理を行っています。

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    農場内のため池は水不足で枯れている
    ②195800402_2845288199050236_3324037053566106287_n
    田んぼの次期作付けの準備中

    研修センター内の農場でも、農業用のため池が水不足で枯れてしまっており、今後のまとまった降雨が待たれます。現在、田んぼでは次の作付けの準備として緑肥を育てています。

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    センター内で利用する肥料を自給
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    センターで作ったボカシ肥料

    センター内の農場では、循環型の農業に長年取り組んできました。センターで飼育している家畜糞(ニワトリや豚のふん)が大量に出るので、それらを他の有機資材(米糠、油粕、灰など)と混ぜ合わせ発酵し、ボカシと呼ばれる肥料を作っています。この状況下でも、センターではボカシ肥料を作り続けながら、センター内の田畑などで利用しています。

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    センター内の畑の様子

    畑では、今はエンサイ、オクラ、なす、ほうれん草、きゅうりなどが生育中です。センター内で溜めてある雨水や、生活排水などを有効利用し栽培をしています。

    次回は、畜産(養鶏、養豚)と食品加工の取り組についてご紹介します。

     

     

     

     

     

     

     

     

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