2021年9月17日

ミャンマーの思い出

  • 本部スタッフ
  • 海外事業部の森田です。

    1996年、国際協力ボランティアとして隣のバングラデシュに長期滞在していた頃にミャンマーでのプロジェクト開始のニュースを耳にしました。ブルーな思い出が多いバングラで、明るいイメージを持ったことを覚えています。

    2004年当時のイェサジョセンター近くの村の様子(今もそんなに変わりません…)
    2004年当時のイェサジョセンター近くの村の様子(今もそんなに変わりません…)

    その後、本部勤務となり東京でミャンマーセンター(イェサジョ)の建設現場から渡邉忠さん(現オイスカインターナショナル副総裁)が毎日のように様子を伝えるFAXを心待ちにし、届いたら真っ先に読んでいました。そのくらい毎日の様子がエキサイティングに伝わってきたことを鮮明に覚えています(今年6月終わり頃のこのブログに紹介されています)。次々と現地に送られる日本のベテラン大工さんや専門家の任期中のお世話をしながら時がたち、やがてセンターは完成し、それでも現場に行く機会はしばらくありませんでした。

    2004年、環境再生保全機構・地球環境基金の講座として企画された海外研修の引率でようやくその時が巡ってきて初めて現地を訪問し、話に聞かされ続けたイラワジ川を渡る船や牛車、ヤシ砂糖の生産現場などを目の当たりにしておなかいっぱいだったこともよい思い出です。2019年には15年ぶりに現場を訪問しチャウマジの第2センターも視察することができました。イラワジ川を渡る立派な橋ができ、驚くほどスムーズにイェサジョのセンターに到達できました。

    チャウマジセンターの広大な敷地に沈む夕日
    チャウマジセンターの広大な敷地に沈む夕日

    大変困難な時期を迎えているミャンマーですが、素朴で皆が大好きになる雰囲気が失われないことを望むばかりです。皆様からの温かいお気持ちをいただきながらこれからも可能な支援を行っていきます。

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