2017年11月14日

マレーシア出張レポート ② ソフィアンさんとの再会 その1

  • 本部スタッフ
  • 本部・広報室の林です。

    今回、中野総裁にとって最も印象に残った出来事の一つが
    サバ州を訪問した際に、タンスリ・ソフィアン・コロにお会いしたことです。
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    ソフィアンさんは、1960年代後半に総裁が創立者とマレーシアを訪問した際にサバ州の農業大臣を務めていた方で、同州の青年の育成への協力要請があったのだそう。
    それがきっかけになってオイスカは「東マレイシア開発プロジェクト」を立ち上げ、1977年にセンターが開設されたのです。

    当時の写真が月刊「OISCA」77年12月号に掲載されていました。
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    キャプションによると一番右がソフィアンさん(農業水産大と書かれています)。

     

     

     

    現在のソフィアンさんは御年87歳。
    サバの訪日研修生OBたちが総裁を囲む夕食会を催してくれ、
    30名ほどのOBたちが集まった中に、お孫さんに伴われたソフィアンさんがいました。
    ……が、お孫さんと思ったのは間違いで、末の娘さんだとのこと。
    お子さんは13人いらっしゃるのだそう。奥さんが3人。

    総裁は、ソフィアンさんの健啖ぶりに驚き、また毎日トレーニングを欠かさずに
    体を鍛えているとの話にも感心していました。
    最後にとてもハリのある声で、子どもの頃に日本の兵隊さんに教えてもらったという
    愛国行進曲を「見よ東海の空あけて~♪」と最後まで歌いきった姿に感激していました。

    OBたちがカゴいっぱいに新鮮なフルーツを盛ってプレゼントした際には、
    その重さにカゴを落としそうになってよろけるパフォーマンスを見せ、
    みんなが驚くと、嬉しそうに笑っていた姿がとてもチャーミングで、
    私は初めてお会いしたのですが、大ファンになってしまいました。
    総裁が、ソフィアン・コロさんに会いたいと何度も口にしていたのがよく分かりました。

    サバの地でオイスカのプロジェクトが始まる、そのきっかけとなったお二人の再会。
    その場に立ち会い、長いオイスカの歴史を感じることができました。

     

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