ボランティアの三好です。
(レポート その1/その2 もご覧ください)
10月23日と24日の2日間、宮城県名取市での海岸林再生プロジェクトに参加してきました。
10月6日の60周年行事のトークセッションの際に、大垣さんからも紹介してもらいましたが、私がボランティアに参加してみようと思ったきっかけは、小学校の時の同級生が東日本大震災以降毎年復興支援ボランティアに参加していて、自分も将来何らかの形で関わる事が出来ないか考えていたことにあります。
2月に定年退職をして複数のNGO団体を検索してきた中で、オイスカさんがこうした事業を行っているという事も選んだポイントの一つでした。
本来であればもっと早くに参加したかったのですが、緊急事態宣言の発令延長でボランティアが中止となってしまい、今年は行けないかなと思っていました。
幸い当初の日程とは別で研修センターの方とも含めて行ける事になり、おかげで基本的な説明からいろいろと聞くことが出来ました。
土曜日の作業のメインは溝掘り作業、雨が降った時に水捌けが悪いと松の成長に大きく影響するとの事ですが、その前に週に行った林さんのブログの意味を実感しました。
今回は大手労組の方も参加しての作業でした。ひたすらスコップでの穴掘り作業は60歳の私にはきつい内容でしたが、筋トレだと思ってなんとか頑張りました。
日曜日の作業は11月に松の成長を観測しに来る人達の為に、松の枝をノコギリで切って通り道をつくる作業でした。
観測ポイントに向かって草むらを掻き分けて指定された現場をまで進みました。
今回の参加で感じた事は現場に来て実際に見て体験する事により、過去のレポートやブログの内容がより理解出来るようになりました。参加出来る機会を与えて頂いて感謝しています。
来年以降も日程が合えばまた参加したいと思います。
そして、11月8日には富士山の森づくりの作業に参加してきました。事業としては海岸林再生プロジェクトの方が印象が強かったのですが、こちらはそれより10年以上早くからの実績がある事を知りました。
予めホームページで予習はしていったので作業はシカに対する防護ネットの補修だとは分かっていましたが、実際に現場で作業をしてみるとちょっとイメージは違っていました。
防護ネットというので広いフェンスのような物を想像していましたが、実際はまだ成長途中の背の低い木々を個別に覆う感じなので、かなり地道な作業です。
交換が必要なネットを外し、支柱となる竹棒を交換し、再びネットで覆って針金で止め、最後に倒れないように支える竹棒をクロスで打ち込むので二人一組で作業しました。
幸い前の週の予報に反して雨が振らなかった為、午前・午後と作業がする事が出来ました。私は1日だけの参加でしたが、3日間続けて作業されたスタッフの方はお疲れさまでした。
植栽された4万本全部を補修するわけではないでしょうが、当日11人で交換出来たのは約150本、また50人、100人規模で活動出来る日が待ち望まれていますね。
ちなみに行きに3頭と帰りに5頭のシカの群れが、目の前の道路を横切るのを見ましたけど、写真に撮れなくて残念でした。