本部・啓発普及部の池田です。
先日、経団連自然保護協議会主催の2012年度 第二回「企業とNGO等との交流会」に、 パネル展示参加してきました。内容は以下から確認下さい。↓ http://www.keidanren.or.jp/kncf/needs/n13021402.html
今回は、東日本大震災からの復興がテーマで、 被災地の自治体や地元NPO、学識経験者・研究者・外部NGO等が、 それぞれの取り組みや課題等について、事例発表および意見交換を行いました。
オイスカは「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画」を中心に、パネル展示や資料を設置しましたが、 昨年セーレン㈱様から寄贈提供いただいた「オイスカのぼり旗」が好評でした。
鮮やかなグリーンの旗色に白抜きのオイスカという文字は、一際目立ったようで、 他の出展企業や団体から「次回までに準備しよう。」という声が聞かれました。
この「企業とNGO等との交流会」ですが、今から約20年前、 経団連自然保護協議会の前身組織で事務局長だった方が経団連の反対を押し切り、 当初は夜パーティー形式で始まったという秘話があるそうです。
その方は、私もよく知っている方なのですが、今回の交流会を案内すると、 「当時に比べて組織的になり、感慨深いものがあるね」との、お言葉をいただきました。 また今回は、パネル出展団体に登壇機会が与えられ、 短い時間ながら発言させていただけ、同協議会の意欲を感じた次第です。
一昨年の東日本大震災からの復興は、まだまだ遠い道程ですが、 企業・行政・市民組織等、多様なセクターが連携・協働して課題の解決に取り組む、大きな契機となっています。
日本経済は、若干、回復の兆しがあるようですが、このような交流会を通じて、 お互いの違いを認識し強みを理解して、国際協力活動や国際社会への貢献に繋がれば良いと考えます。
20年間、この交流会を継続・発展させてきた経団連自然保護協議会関係者に敬意と感謝をお伝えしたと同時に、 私達にとっても、学びと出会いの多い、有意義な時間でした。