フィジー駐在員の菅原弘誠です。
昨日ご紹介した訪問者の皆さん、毎年恒例となっている
「子供の森」計画(CFP)参加校への訪問も行いました。
皆さんがいつも訪問する小学校までは、オイスカのセンターから車で片道2時間半、
途中から舗装のない道を、ただひたすら走り続けた場所にあります。
電気も通っておらず、皆さんがいつも口にするのは、「昔の日本もこうだった」ということ。
学校にとっては、遠く日本から、毎年来ていただける大切な訪問者。
今年も関係者や生徒、先生が総出で、盛大にお迎えしてくれました。
更に今年は、宮澤氏の支援で学校の寮に、トイレとシャワーを建設、
そのオープニングセレモニーも開かれました。
これまで多くの生徒が寝泊りをする寮にトイレがなく、
子どもたちは少し離れた学校のトイレに行くか、外でするしかなかった状況でした。
男子寮のトイレが今回完成し、更に阿部氏が女子寮へのトイレとシャワーを
寄贈してくださることとなり、学校の子どもたちの生活環境が大いに改善されます。
海璃君の学校のお友達からは、この小学校の生徒たちに向けた手紙も準備していただきました。
フィジーと日本の子どもたちの交流が始まることにも、大きな期待があります。
今年も皆さんの訪問で、フィジーとの間に交流の輪が広がると同時に、
オイスカの活動を更に理解いただく貴重な機会となりました。
遠路はるばる、ありがとうございました。
ビナカ!