フィジー駐在員の菅原弘誠です。
フィジーに再赴任してすぐに、日本からの訪問者がありました。
オイスカの中部センターでボランティアなどをしてくれている中山さんと、酒向さんご夫妻、四国センターで研修生のホームステイ受け入れなどをしてくれている神野さんご夫妻の合計5名が、オイスカのフィジーでの取り組みを体験するべく、はるばる日本からやってきてくれたのです。
特に中部センターのボランティアをしてくださっている3名は、フィジーに私と一緒に駐在しているフィリピン人スタッフのジョジョさんが、中部センターで仕事をしていた時のよき理解者。
フィジーで、日本人とフィリピン人が再会するというオイスカならではの光景もありました。
フィジーの研修生との交流や、サンゴ礁保全やマングローブ植林の活動をしている村への訪問と活動体験、「子供の森」計画参加学校での植林や交流など、日程は盛りだくさん。
限られた日程で全てを見ていただこうと、少し詰め込みすぎたかもしれません。
それでも皆さん、元気に日程を過ごす中で特に今回すごかったのは、日本とフィジーでの文化交流でした。歌が好きなフィジアンと一緒に、日本語の歌を教えて一緒に大合唱になったり、真夏のフィジーで日本の夏の風物詩である浴衣の試着体験をしたり、そして日本のゲームを通して、フィジーの子どもたちと交流したりと、普段の活動ではなかなかそこまでできない日本文化の紹介と交流を、皆さんがやってくれました。
学校の校長先生も、「子どもたちが日本を身近に感じ、好きになることができて嬉しい」と語ってくれていました。
夏の暑さが厳しいフィジーに、冬が近づく日本から来てくれたオイスカのサポーターの皆さん、ありがとうございました。
また皆さんが植えた木やサンゴ礁、そして子どもたちとの交流の成果を、見に来ていただければと思います。 ビナカ!