2021年11月18日

オイスカ高校オンライン授業を実施しました

  • 本部スタッフ
  • こんにちは、海外事業部の中川です。

    今回は、先日実施した、オイスカ高校オンライン授業についてお伝えしたいと思います。毎年11月頃にオイスカ高校2年生の皆さんがいくつかのコースに分かれ、オイスカの海外の研修センターに滞在し、海外研修を実施していました。しかし、今年はコロナ禍ということもあり、国際協力講座としてインドネシア及びフィリピンの現場とオンラインで結びリモートでの授業を実施しました。今回は、フィリピン・バゴ研修センターとのオンライン授業の様子をお伝えしたいと思います。

    教室でのオンライン授業の様子
    教室でのオンライン授業の様子

    今回の授業では、まず研修センターの活動概要やフィリピンのコロナ状況などをお伝えし、現在日本語を学んでいるフィリピンの学生から、フィリピンの文化や食べ物、生活などに関して事前に学生の皆さんから頂いた質問にお答えするような形での発表を日本語で行いました。一方、「子供の森」計画の活動に参加しているバゴ市の高校の先生からは学校でのオイスカの活動の様子やバゴ研修センターで行っている奨学金プログラムについてお伝えしました。また、バゴ研修センターからの一方的な講義ではなく、オイスカ高校の代表の学生の方からも英語で自己紹介及び学校の紹介などを行って頂きました。英語での発表に戸惑っている様子もありましたが、一生懸命行ってくださったのが印象的でした。

    日本語を学んでいるフィリピン学生や現地の先生も参加しました!
    日本語を学んでいるフィリピン学生や現地の先生も参加しました!

    今回のオンライン授業を通して、少しでもオイスカの海外での幅広い活動や研修センターのことを知っていただく機会になったら嬉しいです。私は、一昨年のオイスカ高校の海外研修を現地で受け入れました。当時のことを思い返すと、やはり約2週間を通しての現地の人々との交流や経験は、学生の皆さんにとってとても印象深いものであったのではないかな、と実際に彼らの活動を隣でサポートしていて感じていました。そのため、90分のオンライン授業では、学ぶことは限られてしまうのではないかと最初は感じていましたが、今回のように画面越しではあっても、まずは知るきっかけを作ることが大事だと思います。また、コロナ禍でフィリピンの学生にとっても日本の人々と交流する機会は限られている状況が続いているので、そのような意味でも、オイスカ高校の皆さん、またフィリピンの学生、双方にとって有意義な機会になっていればと思います。コロナ終息後、フィリピン及び各地の海外の現場で皆さんの訪問を心よりお待ちしております♪

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