こんにちは。国際協力ボランティアの中山です。
「何十年ぶりに最低気温連続日数更新」「今日は一段と冷え込むでしょう」という言葉を毎日のようにテレビから聞きますが、皆さんはどうやって暖をとっていますか?
暖かい上着を着る人、ホッカイロを好む人、暖房器具に頼る人、暖かい靴下を履く人。人によって様々な方法で寒さと戦いながら仕事をしているでしょう。“体の冷えは足元から”と言われるほど足先を温めることは、体を温めるのに効果的と言われています。
オイスカ本部は暖房が入っているのにも関わらず寒い、寒い、さむーい。ひざ掛け、ネックウォーマー、レッグウォーマーを使い、中には電気ストーブを使う人も。上級者になると、靴下二重履き、パンツの下にはタイツ、上着5枚以上の重ね着という見た目だけではわからないほどの防寒対策をしている人もいます。ちなみに私は、某ファストファッション会社の暖かいインナーを重ね着し、常にモコモコ素材のパーカーを着て仕事をしています。
そんなさむーいオイスカ東京本部では、足先を温めるあるグッズが流行っています。
それは“フェルトスリッパ”(通称:モンゴルスリッパ)
男女問わずたくさんの人に愛用されており、オイスカ東京本部では計7名が使用しています(中山調べ)。
このモンゴルスリッパは、2014年4月に始まったオイスカ・モンゴルでのプロジェクトが始まりです。四国研修センターで研修したOBが、高松西ロータリークラブ(香川県)の協力のもと、ウランバートル市スヘバートル地区の失業者を対象に定期的にフェルト製品の技術講習を行いました。プロジェクトは2016年3月に終了していますが、その後も受講者たちが各自でビジネスを始めています。(詳しくは、月刊「OISCA」2016年4月号を参照)
先日、本部スタッフがモンゴル出張の際にモンゴルスリッパを製作している場所の視察にも行ってきました。ゲルと呼ばれるモンゴル伝統的な移動式住居内を作業場として使用し女性数名で分業作業(流れ作業)によって製作されています。下の土台となる部分(堅い素材)はミシンで作業をし、他の刺繍や細かい部分は手作業で行っております。
フェルトスリッパは一つ一つ手作り、デザインも一つ一つ違い、自分だけのスリッパというのが魅力の一つ!!可愛らしいデザインさながら、保湿性が高いというのも愛用者が多い理由でもあります。足先が温かさに包まれてポカポカで仕事が捗ること間違いなしです。
以下、本部事務所で愛用されているモンゴルスリッパです。
現在は、在庫がないためモンゴル現地からの入荷待ちですが、みなさまも一度履き始めると、脱げなくなるくらい病みつきになるモンゴルスリッパを愛用してみてはいかがでしょうか。