2013年11月7日

インドネシアの伝統的な結婚式

  • 海外スタッフ
  • Selamat siang(こんにちは) 昨日に続き、国際協力ボランティアの木村です。

    先日、幸運なことにインドネシアの結婚式に参加することができました。 スカブミ研修センターのスタッフのエギさんの村、Ciptagelar(チプタグラル)村で式が行われました。  

    小さい家々が米倉
    小さい家々が米倉

    ここは西ジャワのスンダ族の一部で、昔の伝統を守りながら暮らしている特別な村です。政府の介入が少なく、一つの村が一つの国のように組織されていています。村は伝統を守るため、過去に何度か村の住民、全員で移動をしました。
    また日本のようにお米がとても大切にされ、たくさんある米倉で保管されています。熱帯地域に位置しているにもかかわらず、収穫は年に1回だけです。それは土を守るためや文化的な要素から1回限りだそうです。    

    IMG_1472 small 結婚
    村の王様との記念の一枚

      さらに幸運なことに結婚式では、その村の王様(Abah)みたいな人と会うこともできました。王様から「日本で結婚するときはどのくらいお金がかかるのか」と質問されました。 適当に250万円ぐらいと答えると、私なら払えると言っていました。さすが、キングです。    

    結婚式に挑む新郎新婦。男も白塗りするんです!

    インドネシアの結婚式ではバティックという伝統的な服を着るのが習わしとなっています。 私も初のバティックを体験しました。 日本と同じようにインドネシアでもご祝儀があったり、新婦の衣装替えがあったりします。
    その新婦がオイスカの元研修生ということで、我々、オイスカもお祝いに出向いたわけです。    

    結婚式のついでに、エギさんの実家でご飯を御呼ばれしました。 そこで、生まれて初めて、手でご飯を食べました。右手だけを使い、親指、人差し指、中指の3本で食べます。 手でご飯を食べることには、ものすごく抵抗があります。今でもあまり、手で食べたくないです。 そう思うと日本の箸が使いたくなります。
    伝統的なインドネシアの家庭料理をたくさん食べましたが、エギさんのお母さんには 「鶏肉かアヒルの肉が食べたい?」といろいろ気を使っていただき、とてもうれしかったです。

    エギさん(右)の家族と。お母さんは若いです!
    エギさん(右)の家族と。お母さんは若いです!
    いやーお腹、いっぱいだー
    いやーお腹、いっぱいだー

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