インドネシアの大垣です。
先日、スカブミ県のCFPに参加しているKarangtengah第5小学校を訪問しました。同校では2016年より活動を開始しました。これまで、先般のスピーチコンテストでもグリーンウェーブ特別賞を受賞されたFera先生を筆頭にとても活発に学内でのCFP(植林・環境教育活動)が推進されています。
今回は木附オイスカインターナショナル事務局長と一緒にインドネシアでのCFP活動の視察とスピーチコンテストで入賞したFera先生への賞状授与式も兼ねての訪問となりました。学校では校長先生をはじめ、CFPに熱心に取り組む先生方からの歓迎の挨拶の後、児童代表からインドネシア伝統舞踊の披露、コロナ禍でのCFP活動についてプレゼンテーションがありました。
校長先生によると、同校は環境への取り組みが高く評価されていることから、モデル校としてAdiwiyata賞(インドネシアの環境保全活動において模範的な活動を行っている学校に贈られる賞)を受賞しています。コロナ禍で活動制限が課された現在でも、月に2回(コロナ禍前は週に1回)は環境教育活動(体験型自然学習やゴミ分別)が実施されており、子ども達の自然と共に生きる心を育み続けています。
CFPを通じて校庭に木々が育つことで緑化が進み、近隣住民からの評判も大変良いそうです。実際に訪問してCFPの現場を見たことで、まさに地域を巻き込んだ環境教育プログラムであるといった印象を受けました。これからも同行のCFP活動の益々の発展のために現地で応援していきたいです。