副理事長の渡邉です。
3月17日、南米最大の都市・サンパウロにある自然の森の中に「日伯・絆の森」が誕生しました。 東日本大震災の犠牲者に対する追悼の気持ちが込められた企画で、オイスカ・ブラジル総局(高木ラウル会長)が ブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭朗会長)と連携して、今年3月11日までに尊い生命(いのち) を失った 19131柱の御霊を祀るための植林です。これから2年間かけて木を植え続けて豊かな森にします。
初日となった3月17日に は神主による司祭で植樹祭が行われ、犠牲者への鎮魂の祈りと震災復興が進む よう祈願が行われました。 サンパウロ市環境局長、日系のサンパウロ州議会議員や市会議員を含め100 名 が1本づつサンパウロの郷土樹を植えました。
6月にリオデジャネイロで開催される「国連持続可能な開発会 議」(リオ+20)に参加する日本からのオイスカ代表団もこの「絆の森」で植林をすることになっています。 ブラジルの日系移住社会も祖国での復興が順調に進むことを祈っています。