本部・海外事業部の菅原です。
6月4日に、今年で10年目を迎える「富士山の森づくり」( http://www.oisca.org/project/japan/fuji.html )の植林が開催され、参加してきました。2011年までは私も担当として関わっていたこの事業、多くの人や企業さんの協力を得て10年の活動の節目を迎えられたことは本当に嬉しいことです。
今は海外事業部の立場で、この活動に参加する在日各国大使館の方の同行をしています。富士山に到着すると、懐かしい関係者の方々や多くのボランティア参加の方の姿を見て、パワーをもらいました。
今年は、ドミニカ共和国、ホンジュラス、インドネシア、ミャンマー、マレーシアの大使館から参加がありましたが、まだ日本に着任して10日目、という方もいらっしゃいました。和気あいあいとした雰囲気の中で、植林中も国を横断してパートナーを作り、植林とシカ害対策ネットの設置に取り組んでくれました。
「富士山の森が、天然のものでなく人工のものがあったことさえ知らなかった」
「植林と同時にシカの対策をしないと木が育たないとは」
「週末にこんなに多くの日本人が一生懸命活動していて、その思いの強さに驚いた」
「たくさんの企業や団体が協力しているこの仕組みを、自国にも紹介したい」
帰りのバスの中で聞かれたこのようなコメントから、オイスカの活動の現場を見てもらえたこと、そこから理解いただけた日本の森の現状、そして一緒に富士山に木を植えた喜びを感じ、有意義な時間となりました。
来年以降も続くこの活動への更なるご協力を、よろしくお願いします!