タイ
「子供の森」計画からコミュニティへ
地域の発展を目指した総合的な活動を展開
1975年、タイ・ガールガイド協会の要請により東北部スリンにおいて農業技術指導を開始。しかし、伐採などにより森林が失われた土地での農業は難しく、まず基本的な自然環境の回復が先決との考えから植林を開始しました。
「子供の森」計画(CFP)活動、植林や有機農業普及活動のほか、コミュニティフォレストを通じて地域の発展に貢献する活動をタイ全土で行っています。また、南部ではマングローブ植林プロジェクトや過去にはスマトラ沖地震の被害にあったタレーノーク村の復興支援プロジェクトを行ったほか、北部では森づくりを中心としたふるさとづくりプロジェクトとして、地域住民の組織化、植林、環境教育や地域開発を総合的に組み合わせてプロジェクトを実施しています。
今後も、 長年続けてきたCFP活動を更に発展させ、これからの未来を担う若者に対して自然と調和した持続可能な発展を目指す意識を啓発し、リーダーを育成していきます。
- 人口
- 6,980万人(2020年10月IMF推計値)
- 一人当たりのGDP
- 7,190USドル(同)
- 森林率
- 38.9%(2020年FAO公表値)