2020年3月11日

3.11

  • 本部スタッフ
  • 本部・広報室の林です。

    日頃から「海岸林再生プロジェクト」に取り組んでいる
    私たちにとって、東日本大震災の被災地は常に身近ですが
    (現場がある宮城県名取市が中心ですが……)
    そうしたご縁がなかったら、
    3月11日前後にしか思いを馳せないかもしれません。

    今年もこの時期になり東日本大震災に関する
    多くの報道がなされています。
    復旧・復興が目に見える形で進んでいるのを確認したり
    被災された方たちが今も苦しい思いを抱えながらも
    前を向いて前進している姿を見たり。

    オイスカが取り組んでいる「海岸林再生プロジェクト」も
    最終的に目指す姿になるまで、あと何十年もかかりますが
    それでも明らかに前進していることは分かります。

    もともとあった海岸林が津波でなぎ倒されたのが2011年。

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    2014年からこの地に植えられたクロマツはこんなに成長しています。
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    一粒ひとつぶ、人の手で種子をまき、
    一本いっぽん、人の手で苗を植え、
    たくさんの人の手で草を刈り、世話をしてきた結果です。
    クロマツの太さや高さのように数字で測れない
    目に見えない成果もたくさんありました。

    たくさんの方に支えていただいてきた
    「海岸林再生プロジェクト」
    これからもまだまだ続いていきます。

    今後もご支援、ボランティアの参加など
    ご協力よろしくお願いします!!

     

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