2018年11月22日

本部の資料棚から② ―「子供の森」計画LOVE GREEN NEWS

  • 本部スタッフ
  • こんにちは、広報室の倉本です。

    オイスカに来て8ヵ月目。何かを買った時にベルマークを確認する癖がようやくつきました。安さを優先して、ついついスーパーの固有ブランドばかり買ってしまうので、なかなかベルマークと出会うことは少ないのですが、見つけると少し嬉しいうえに、そのデザインもなかなか商品で個性があって面白く感じます。

    またいずれベルマークについてブログを書きたいと思っているのですが、今回はオイスカでベルマークを活かしている「子供の森」計画(以下CFP とします)の方からお話します。

     

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    先日、(前回のブログ「本部の資料棚から」でも少し触れましたが)オイスカの過去のさまざまな情報を調べる中で、CFPのニュースレターでお馴染みLOVE GREEN NEWSのNo.1~10を発見しました。もちろん、CFP担当部署にはこれまでのLOVE GREEN NEWSが全てまとめて保管されているのですが、私が1991年CFP活動開始直後のニュースレターを見るのはこれが初めて。今から27年前とだいたい私と同じ年頃(?)のものですが、最新のものと比較すると全く違う趣でサイズも少しばかり大きい。そして、NEWSの名の通り、新聞のようなレイアウト。しかし、文章はとてもライトで、写真もふんだんに活動の様子を楽しく伝えています。

    No.1の4面。全国の募金活動の様子を伝えています。東京地区では謎のくまの着ぐるみも登場し、子どもたちに効果抜群だった模様です。
    No.1の4面。全国の募金活動の様子を伝えています。東京地区では謎のくまの着ぐるみも登場し、子どもたちに効果抜群だった模様です。

     

    内容もここで少しご紹介。記念すべきLOVE GREEN NEWS第1号の一面には、CFPの活動がいち早く開始された15校のフィリピンの学校について紹介されていました。規模も地域もさまざまな各校で、どの学校も熱心に植林を行ったことが記載されています。そして、93年には近隣のアジア諸国に活動を拡大し、そしていずれは全アジアの学校に「子供の森」を!と大きな夢が描かれています。今年の3月末には36か国5,080校にまで拡大し、お父さんお母さんが子どもの頃に参加していた「子供の森」の活動を、世代を跨いでその子どもが行うといった例もみられるほど定着している様子をみると、27年間の活動の深まりや、今後への活動の広がりへの期待が強まります。

     

    その他、第6号には『子供の森しんぶん』と題し、世界や日本の小学校・中学校のCFPの活動の様子や感想、支援へのお礼が紹介されています。国境を越えて、さまざまな国の子どもたちが思いを同じくして活動を行っていることが分かり、活動に対しますます関心が高まります。

    たくさんの学校が取り上げられています
    たくさんの学校が取り上げられています

    1991年から、今まで発行し続けているLOVE GREEN NEWS。現在に渡り、とても分かりやすく活発な活動と子どもたちの頑張る姿を見て取ることができてとてもほっこりします。活動開始からこれまで、たくさんの活動と多くの方の協力のあったCFPの活動、これからどんな展開を見せるのか、とても楽しみです。

     

     

     

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