2015年9月3日

感動!光り輝く祈りの島スリランカ!!③

  • 国内スタッフ
  • アーユーボワン!(こんにちは)、四国支部の池田です。
    sriスリランカ・レポート第3弾は、「世界遺産」巡りです。

    スリランカには現在、文化遺産が6件と自然遺産が2件、合計8件の世界遺産があり、仏教に関係する世界遺産が多いのですが、今回の訪問では半分の4件を訪れることができました。
    因みに、日本は文化遺産が15件と自然遺産が4件、合計19件の世界遺産登録数です。単純な比較はできませんが、北海道よりやや小さな国土に日本の約半数の世界遺産がある同国は、観光資源に恵まれているといえるでしょう。参加された皆様も、世界遺産巡りを楽しみにされていたようです。      

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    ヘルメットにスリッパ姿の工事作業員!
    服装に驚き、女性が多いことに再びビックリ!!

    1983年から2009年まで26年間に亘る内戦の終結後に地雷撤去が進められ、治安も安定してきているようで、各地で道路の拡幅工事が行われている様子も目にし、インフラ整備に取り組んでいることを確認できました。これからの発展が期待されます。 先ず初めは、「ダンブッラの黄金寺院」へ。 旧市街にあるスリランカ最大の石窟寺院は、紀元前から近代までに造られた5つの部屋で構成され、最古の第1窟にある全長約14mの涅槃仏をはじめ、総数160体以上もの仏像が安置されています。      

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    急な坂や狭い階段を
    1時間ほど掛けて登ると…

    次は、「シギリヤロック」へ。 古都シギリヤにある、マグマが固まってできた四方崖が切り立つ高さ200m弱の岩にある5世紀の王宮跡とそれを取り囲む水路、庭、貯蔵施設などの都市遺構からなり、19世紀に同国を植民地とした英国人に発見され世界に注目されるようになり日本ではテレビCMで有名。人気の観光地です。

    続いて3件目は、スリランカ第二の都市“聖地”キャンディにある「仏歯寺」へ。シンハラ人によるキャンディ王国最後の都で1815年、この地がイギリスの植民地となったことで滅亡しますが、王権の象徴だった仏陀の歯は寺で保管され今もなお篤い信仰の対象となっています。  

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    仏歯寺
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    城塞都市

    そして最後4件目は、最終日の帰国当日に「ゴールの旧市街と要塞」へ。 スリランカ最南部に位置する同国第三の都市で、古くからアラブ人の貿易地として発展した港町。 ポルトガルやオランダそしてイギリスの支配を経て他と異なる街並み(城塞都市)が築かれ、常に植民地の拠点として受け継がれてきました。聖堂やスリランカ最古の洋式ホテル等が残っています。

    その長い歴史の中で、インドをはじめヨーロッパの国々から大きな影響を受けてきたスリランカ。 四半世紀に及んだ内戦終結後、かなり治安は安定してきたものの、 今年1月に大統領が変わり8月17日には国会議員の総選挙が実施されました。 今後は、経済発展が進むことが予想されますが、 世界遺産のシンハラジャ森林保護区をはじめ自然環境との調和を図りながら、 いつまでも光り輝く祈りの島であってほしいと願っています。
    それでは、また。ストゥーティ!(ありがとう)

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