2020年12月15日

冬のオイスカ有機野菜を届ける

  • 国際協力ボランティア
  • Yadra!(フィジー語でおはようございますの意味です。研修生に習いました)。
    国ボラの大垣です。今回はオイスカ中部日本研修センターでの農業の様子を紹介したいと思います。
    冬の管理が春への準備となり、また新しい芽吹きを生む期間となるそうですね。誰かが言っていました。

     

    センターの農作業は、オイスカの先生方を中心に行っていますが、地域のスーパーボランティアの方々3名がお手伝いに来てくれています。研修生3名も実地研修としてそこに加わり、学びを深めています。現在は冬物野菜の収穫や管理を行い、越冬させるために頑張っています。

     

    先週はキャベツとサトイモの収穫も行いました。サトイモは何百個できたのか数えられませんが、すべて氷のような水で丁寧に洗い、乾かしてから皮を剥いて保存できるように処理しています。とても寒いですが、やはり冬に野外で作業すると農家の方々の有難みを身に沁みて感じます。

    サトイモの選別。一つづつ心を込めて作業し、お客さんに買ってもらえるよう頑張っています
    サトイモの選別。一つづつ心を込めて作業
    ボランティアの鈴木さんと納品しました!
    ボランティアの鈴木さんと納品してきました!

     

     

     

     

     

     

     

     

    収穫した野菜は地域のスーパーや野菜販売店などに卸しています。豊田市のスーパー「やまのぶ」では、有機栽培コーナーが設けられており、地元の農福支援団体「自然栽培とものわ」がインスタグラムを使って、オイスカ卵を紹介してくださいました。地域のつながりっていいですね! 有機卵は通常の卵より少し値段が高く、立ち寄った消費者にとっては買うべきか迷いがちかもしれません。ですが、いまやたくさんの人が日常的に使うインスタグラムを通じてでしたら、生産者の顔や栽培の様子を写真で見れますし、親しみやすいですよね。

    出荷する卵パックの数を数えています。オイスカでは、日本の野菜栽培方法だけでなく、販売方法など様々なことが学べます。
    出荷する卵パックの数を数えています。オイスカでは、日本の野菜栽培方法だけでなく、販売方法など様々なことが学べます。
    オイスカ野菜の販売先となっている地元のスーパー「ごんべいの里」。インスタグラムで販売促進をしていただいています
    オイスカ野菜の販売先となっている地元のスーパー「ごんべいの里」。インスタグラムで販売促進をしていただいています

     

     

     

     

     

     

     

     

    昨今は、一次産業の六次産業化ともいわれますが、オイスカの研修生は有機栽培技術だけでなく、日本の販売戦略やサプライチェーンについても学べるのは素晴らしい資産になると思います。みなさんもたくさん有機野菜を食べて免疫力を高めてくださいね!

     

     

     

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