2020年4月27日

がっかりだけど大事なこと ①

  • 本部スタッフ
  • 本部・広報室の林です。

    本部事務所が2グループ制の1日おきの
    勤務になって2週間以上。
    ゴールデンウィークは「ステイホーム週間」ということで
    基本的には在宅勤務を勧められています。
    同じ部署の倉本とは2週間以上も会っていません。
    私たちのメインの業務である月刊「OISCA」の編集も
    LINEや電話でやり取りをしながら進めています。

    先日校了を終えた5月号(5月5日発行予定)では
    自宅にいてもできる国際協力への参加方法を紹介しています。
    クリック募金(アンダクリック募金)のほか
    大きく誌面を割いたのがバリューブックスさんに
    ご協力いただいて実施している「チャリボン」の
    古本回収による「子供の森」計画支援について。
    紹介ページはこちら→古本回収

    大きくとりあげたのは、
    多くの人たちが協力してくれているものの
    買い取り不可の本が増えているから。

    バリューブックスさんでは、買い取り金額をオイスカのような
    NGOなどに寄附するしくみであるチャリボンのほか、
    買い取り金額を自分自身で受け取れる
    通常の買い取りもしていますが、
    チャリボンは、通常の買い取りよりも
    買い取り不可の本の割合が多いのだそうです。

    古本として売りに出しても買い手が
    ほとんどいない本は買い取り不可となります。
    その本は、「本」としての命を終え、古紙として再生されます。
    でも、バリューブックスさんは、そうした本も
    できるだけ多くの人の手に渡り、
    「本」としての役目をまっとうできるよう、
    「捨てたくない本」プロジェクトとして
    さまざまな取り組みをしています。

    例えば学校や病院などに寄贈するブックギフトもそのひとつ。
    それでも多くの本が古紙回収に回るのが実情なのだそう。

    ウェブマガジンにある
    本が命を終えるとき —古紙回収のゆくえを追う—
    では、古紙として再生されていく様子をレポートしています。

    バリューブックスのスタッフの皆さんの
    本に対する深い愛情のようなものをとても感じます。

    今回月刊誌で紹介するにあたり、
    電話でインタビューをさせてもらいましたが、
    「運んで捨てる」ことをやめたいという強い思いが
    ストレートに伝わってきました。

    エネルギーを使って、宅配業者さんのお世話になって
    (バリューブックスさんが送料を負担して)
    バリューブックスさんに届いた本が、
    買い取り不可で、古紙回収に回るなら、
    送る人が、それぞれの自治体の古紙回収に出す方が
    いろいろな無駄が省けます。

    そこでお願いしたいのは、バリューブックスさんに送る前に
    事前に買い取り不可の本ではないか
    確認をしてもらいたいということです。

    バリューブックスさんには、
    おためし査定や本棚スキャン(スマホのみ対応)といった
    送付前に確認できる仕組みがあります。

    おためし査定はバリューブックスさんのサイト
    のトップページにある
    ↓ここにISBNコードの番号を入力するだけ。

    otameshi1みなさん、「運んで捨てる」ことにならぬよう
    ぜひ事前の確認をお願いします!

    明日は私が試してみた査定の報告をします!
    実は、タイトルにある「がっかり」は、その結果です。
    先の読める展開になってしまいますが、
    明日もぜひご覧ください!

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