こんにちは。フィジー駐在員のジョジョです。
4月22日、この日は「アースデイ(地球の日)」です。
地球環境について考える日として、毎年、世界中で様々なイベントが行われています。 今年の4月22日は第三水曜日で研修センターのスポーツデイでもあったため、 私たちはwater wonderful world というテーマを設定し、 スタッフや研修生の体調や健康、スポーツマンシップやチームワーク、 さらには川でのスポーツやレクリエーションのための環境保護、 食の安全のための川の資源の保護を目的とし活動することにしました。
当日の朝、早朝5時15分からお祈りと準備体操の後、センターから近くの農業省研究施設まで往復約2.5kmをジョギングし、国旗掲揚。
午後はスタッフと研修生がみんな参加して、センターの隣りにあるシンガトカ川で“ビリビリ(竹で作った即席のいかだ)レース”を行いました。彼らは青、赤、黄の3チームに分かれリレー形式で競争。安全のため、あまり深くないところで50mだけのレースでしたが、みんな楽しんでいました。
このシンガトカ川は魚やエビだけでなく、地元のフィジー語で“カイ”と呼ばれるおいしい貝が取れることで知られています。
レースの後、チームごとに10分間でいくつカイを取れるかを競争しました。結果、赤チームが418個取って優勝。取ったカイは彼らの食事になりました。
この日のハイライトとして、川岸で植林活動を実施。研修生たちに川の資源を守るため水をきれいに保つことの重要性を説明しました。
彼らが学習したのは、内陸地で行う農業でもその影響は川に現れるということ。 もし彼らが化学肥料を使えばそれが川に流れ出し、貝や魚に悪い影響を及ぼします。この日のように川で楽しく遊ぶこともできなくなってしまいます。
今日のような活動を通して、彼らがこの自然の資源を守っていくことの重要性を理解し、そして彼らの子どもや孫にそれを伝えて行って欲しいと思います。