こんにちは。 オイスカフィジー事務所のインターン生の渡井千絵です。
オイスカフィジーでのインターンもあとわずかとなってしまいました(10月1日現在)。
雄大な山、数多く見られる星、透きとおったエメラルドグリーンの海・・・ フィジーにはたくさんの自然がありのまま残されており、日々感動しています。 この地を離れるのが本当に寂しく悲しいです。 今回はフィジーの誇るべき自然のひとつである「海」の保全活動をご紹介させていただきます。
下の写真はフィジーのある美しい海のひとつです。
このエメラルドグリーンの海は、底まで透きとおって見え、数多くの魚が棲息しています。
この海はNavutulevu村にあり、オイスカフィジーでは この村と協働でサンゴ礁の保全活動を行っています。 近年、商業目的の搾取や温暖化、土砂の流出などにより、サンゴ礁が減少しています。 サンゴ礁が減少するとそこに棲息していた魚も減り、漁業に大きな影響を及ぼします。
そこで、私たちはサンゴ礁の定植を行い、 再びサンゴ礁とそこに棲息する魚を豊かにして、 食糧確保ときれいな海を取り戻すことを目指しています。
また、定植後も定期的に定点観測という方法を用いてサンゴ礁のモニタリングを行っています。
Navutulevu村はコーラルコーストというエリアに属し、 オイスカフィジーはこの地域で広くサンゴ礁保全活動を行っています。 昔はサンゴ礁がたくさんあったためにコーラルコースト(‘サンゴ礁の海岸’という意味) と名づけられましたが、今ではサンゴ礁もかなり減少してしまいました。 この地に再びサンゴ礁を復活できるよう、オイスカフィジーでは日々保全活動に取り組んでおります。
最後に、フィジーの絶景のひとつ、水平線に沈む美しい夕日で締めくくりたいと思います。