こんにちは。
オイスカフィジー事務所のインターン生の渡井千絵です。
フィジーでは夏が近づきだんだんと暑くなってまいりました。
さて、オイスカフィジーに先日、東洋大学の学生がゼミ研修で訪れました。
国際観光学科で学ぶ学生たちに、フィジーではどういった問題があり、 どのような取り組みがなされているのかを知ってもらい、 環境保全のための活動として実際に村で一緒にマングローブ植林を行いました。
まず、オイスカの紹介やフィジーの抱える問題とそれに対する取り組みなどを学んでいただきました。 オイスカで行っている取り組みをひとつひとつ、スタッフのセルアさんが紹介していきます。 広がる畑、土を耕す牛、生ごみの堆肥化・・・見慣れない光景に驚きながら、積極的に質問をしてくれる学生が多くいました。
そして、マングローブ植林を行っている村のひとつであるNaboutini村を訪れました。スタッフのメリさんによる説明を受け、村のみんなと一緒にマングローブ植林体験。植えるための穴を掘る村人に、その穴に丁寧にマングローブを植えていく学生、学生たちに次に植えるマングローブの苗木を運んできてくれる村の子どもたち。みんなで協力して楽しく植林が進んでいきました。
23人の東洋大学の方々と村人とで、あっという間に500本のマングローブ植林は終わりました。 学生たちにとってマングローブ植林は初めてでしたが、終わったあとは誰からも良い笑顔がみられました。
植林後、村人たちのおいしい手料理をいただきました。
フィジーの伝統的なお別れの歌、イサレイも盛大にうたっていただき、フィジーの村の温かさを感じられる素敵な会となりました。
オイスカフィジーでは、このように訪れた方々と村人たちが協力して植林したり交流したりすることで、活動への更なる理解も促しています。