四国研修センターに滞在し、センター体験中の岡田麻美です。
私は今、国際協力の仕事に挑戦したいと思っています。 青年海外協力隊OGの友人からオイスカのことをきき、10月30日に、ここに来ました。 約2週間、滞在します。 私は、あまりよく調べずにとりあえず行ってしまう、という癖があり、 オイスカのことも、「農業で国際協力している団体」くらいしか、知りませんでした。
すこし緊張しながらオイスカに足を踏み入れましたが、優しい研修生たちの笑顔に、ホッとしました。 そして、まず驚いたことは、点呼です。 ただ立っているだけでよい、と言われて、ただ立って見ていましたが、 スタッフと研修生の、息のそろった点呼に、ただ圧倒されました。 私も、日本人として育っているので、点呼はしたことがありますが、あんなにすごいのは、初めて見ました。 ただふらふらして生きてきてしまった私は、そこに参加していることに、気が引けてしまいました。 点呼を終えた後の研修生たちは、ちょっと恥ずかしそうに笑ってくれました。 研修生たちは、朝早くから起きて、一日まじめに作業をして、夕食後も一生懸命日本語の勉強をしています。 こちらが見習わなければならないことだらけです。
おとといは、研修生と一緒に、生まれて初めてラーメンの麺を作りました。 一日三食の料理は、家政研修生が、献立も考えて、買い物もして、 とてもおいしい日本の料理を作ってくれます。 私よりも、ずっと日本のことを知っている、と思いました。 研修生の一人が、「心配りの、クバリって、なんですか?」と聞いてきました。 なかなかうまく答えられません。 国際協力の仕事がしたい、と思っていたのに、日本のことを全然知らない自分に気づかされました。 もっともっと、勉強しなければいけません。 ここに滞在中、研修生と一緒に過ごして、もっともっと、いろんなことに気付いていきたいと思っています。