はじめまして!国際協力ボランティアの辻本です。
4月から本部でお世話になっています。どうぞよろしくお願いします。
本部では昨日、これまでフィリピン・ネグロスのバゴ研修センターに 駐在していた村田さんの活動報告会が行われました。
ネグロス島ではサトウキビが多く生産されていますが、 それに代わる産業として同研修センターでは1995年から本格的に 養蚕事業が行われており、ネグロス島でのシルク産業が地場産業として 定着することを目指しています。
シルクはショールやアクセサリー、繭玉などの 商品となって販売され、現地農家の収入増加や女性の地位向上などに つながることが期待されているということです。
サトウキビの収穫は年1回ですが、養蚕だと年に6回以上、繭の生産が見込まれ、 収入の増加につながるそうです。1つの繭から1㎞を超える糸が取れるのも驚きでした。 これまで私は養蚕について詳しく知らなかったので、蚕ってすごい!と思いました。
また、長年にわたり、ネグロスの地に根づいて行われている活動が、 このように実を結んでいることを実感した報告会でした。