フィジー駐在員の菅原弘誠です。
先日、1年間の日本での農業研修を終えて帰国したアネに 同行して、西日本研修センターの豊田、そして同センターで日本語をボランティアで教えてくださっている北原さん、柳原さんの3名がフィジーを訪問してくれ ました。
豊田は約3週間の滞在で、訪日研修生OBを中心としたモニタリング、フォローアップを行います。日本語ボランティアのお二人も、かつて日本語を教 えた研修生との再会や、オイスカ・フィジーの取り組みを見に来てくれたのです。
北原さんと柳原さんは、1週間の滞在の中でフィジーのセンターでの日本語指導や、マングローブ植林、2011年度に訪日したルケ氏の村訪問、離島のリゾー トが運営する農場で働くOBの訪問などの過密スケジュールを過ごされました。
移動の間にも他の研修生OBに再会することもできました。
多くの体験をされたお二人ですが、やはりフィジーの特徴的な活動である サンゴ礁の定植を体験されたことは、強く印象に残ったようでした。 大切なサンゴを一生懸命に植えていたお二人の姿が印象的です。
「こんなところから日本に研修に来ていたんだね。 もっと日本語をしっかり教えてあげたいという気持ちになった。 彼らの故郷の様子を見ることができたから、 もっと親近感を持ってこれから研修生に接することができる」 とおっしゃってくださったお二人。
遠く離れた日本に研修に行く研修生は、オイスカの職員だけでなく、 こういったボランティアの方や多くの会員さんがいるから頑張れるんだ、 と改めて感じることができました。
またいつか、フィジーに来て お二人が植えたマングローブやサンゴ礁を見てもらえたらと思います。
その頃には、もっと多くの研修生が日本で学んでいることでしょう。
ビナカ!