フィジー駐在員の菅原弘誠です。
2013年に新たに「子供の森」計画に加わった、Bainimarama Vatutoko Primary Schoolに行ってきました。学校名にある「Bainimarama」は、現在のフィジー政府首相の名前です。
かつては小さな学校が村の中にあったようですが、村人の要望に応える形で政府が学校建設を実施、感謝の意味を込めて、学校関係者が校名に首相の名前を入れたようです。
この場所は、オイスカのセンターから舗装のない道を片道約3時間、悪路を超え、橋を越え、川を越えてなんとか辿り着ける場所です。1週間雨が降ってないことから、辿り着けるだろうとの判断で、活動に出発しました。
昨年10月に植えた木は、特に校庭内に植えられた果樹がしっかりと成長していました。今回は、更なる果樹に加えて、マホガニーの植林、活動のための道具の寄贈、そして簡易苗床を設置する、というものでした。
ご紹介の通り非常に遠い場所なので、いつもオイスカのスタッフが来る、ということは簡単ではありません。それでも植林が継続できるように、小さな苗床を学校に作り、生徒が自分たちで種を集め、育苗し、植林ができるようにすることが狙いです。
この日も多くの生徒たちが植林に参加。 その後設置した苗床をどのように活用すればいいか、 どう管理していくのがいいのか、ということと具体例を含めて紹介、 生徒や先生にこれからの計画を考えてもらいます。
なんと、帰り道には車のタイヤの内側から煙が、、、
早速ガレージに持って行って修理中です。
遠く離れた場所にある学校に行くのは大変ですが、 そんな場所でも活動が継続できるような工夫を、考えていければと思います。 ビナカ!